今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴5年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
今回はリドレイクさんの公演をご紹介。
過去にオンライン公演を紹介したことはありましたが、大阪での出張公演で初めてリアル公演に参加することができました!
たしか滋賀県の謎解き団体さんだな。
一度「聖剣眠る神殿からの脱出」の情報を紹介させていただいたな。
今回はどういう感じの公演だったんだ?
分かりやすく言うと、「世界の危機を最新ロボで救う」というシナリオ。
我々は作戦などを立案しつつ、的確に敵を倒していかなくてはならない。
とある「最新アイテム」も使いながらの参加となりました。
今回の総合評価は『32点/50点』
3人でも心地よく進める、初心者にもお勧めの公演。
とはいえ大謎はピリリと辛い、いい塩梅でしたね。
【戦え!リドロイド】の概要・ストーリー(背景)
概要(値段・人数・型など)
- 参加日時:2021年9月26日(日) 13:30~14:30
- 参加人数:1人~(最大3人1チーム)
- 価格:3,500円
- 型:ホール型
今回の公演は、各テーブルで謎を解く、ホール型の公演。とはいえ、コロナ対策のため1チームのみの貸切り公演となっていました。
ルーム型のように探索とかがあるわけではないですが、1公演を3人で貸切るのはなかなか豪華。
なにより他の班へのネタバレとかを気にする必要がないのはプレイしやすかったです。
3人だと工数が足りないかなと心配でしたが、ちょうどよい分量でした。
事前知識も一切不要ですし、ストーリーも次に紹介するようにシンプルなため、謎解き始めて1~2回という方もプレイしやすい公演だと思います。
ストーリー(背景)
人々が謎を解く際に生みだす精神エネルギー「リドリウム」の実用化により有史以来 最大の繁栄を築いた世界
突如現れた正体不明の生命体「謎喰い」と呼ばれるそれにより
世界から謎が失われ滅びの刻が訪れようとしている
人類は リドリウムを動力源とする決戦兵器「リドロイド」を開発
あなたは その類稀なる謎解き力を見込まれ、作戦本部の一員に抜擢された
残された時間はあと僅か
さあ あなたは仲間と力をあわせ
世界に謎を取り戻すことができるだろうか
簡単にまとめると、私たちは作戦本部の一員として、リドロイドに指示を送り敵を倒す。
面白いのが世界観の設定ですよね。「謎を解いた時に生み出されるエネルギー」を利用して発展した未来のお話です。
確かに何日も考えていた謎が解けたり、大謎に気づいた時って、めっちゃ脳内物質でませんか?
一種の麻薬的な快感があるような気がしていますし、そこからエネルギーとれそうだなと妄想してしまいました。(笑)
エネルギーを食う謎の生命体が地球を襲ってくるので、現代に置き換えると電力をすべて喰う魔物が出てくるような感覚でしょうか。
スタート前は「謎喰いの正体ってもう一人の自分じゃないのか?」そういうことを勝手に想像しておりました。謎喰いが何者なのか、果たして正体が明かされるのかは参加してのお楽しみです。
【戦え!リドロイド】の結果
完全に同行して頂いた方のヒラメキのおかげで、『成功』しております。
ラスト謎まではめちゃくちゃ優秀で、司会の方からも一切ヒント等もでることなく進んでおりました。
途中で詰まりそうな部分もありましたが、そこも同行頂いた方のいいパスがあり、問題なくするっとクリア。
そのおかげで、ラスト謎で20分くらい使えたんですが、ここで10分以上の足止め。
そんな中でも諦めず、色々な可能性を探っていたところ、チームメイトから素晴らしいひと声が。
「絶対にソレだ!」と思える内容だったので、心から納得。念のため、残っている時間もフル活用して見落としがないかの確認。
自分で気づきたかった気持ちもありますが、そこに気づけないのは実力が足りていない証拠。
最終回答をした後も、それぞれ解かなかった小謎などを共有しつつ、制限時間がくるのを待っておりました。
なお全体的に「いろいろなネタ」が仕込まれておりますので、ディズニーで隠れミッキーを見つけるが如く、隠し要素を味わうのも公演を楽しむ一つの醍醐味かもしれません。
【戦え!リドロイド】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
「大謎の王道さ」は、解いていて楽しかったです。
今は謎解きも色々な派生を遂げていますが、最初から大謎まで全て王道感がありました。
悪く言えば「古さ」もあるかもしれませんが、2021年の9月にといても、十分に頭を使いました。
小問の一部は、どこかでみたことある!みたいな問題があり、すぐに解けたりもしましたが、大謎はピリリと一筋縄ではいかない。
そういう難易度調整も含めて王道感感じましたし、初心者に人にもお勧めしやすい公演。
大謎もヒラメキ重視のため、意外と初心者の人の方が向いていたりするかもしれませんね。
また各箇所に仕込まれた「小ネタ」は、アウトよりのセーフなのかな?(笑)
私はそういうおふざけ要素も好きです。過剰にあると、そこが目立ちすぎますが、嫌にならない程度にいいフレイバーになっていたと思います。
ただ、小ネタも古いものもあったので、気づかない方も一定数いらっしゃるかも。気になる方は是非公演後に運営の方とお話してみてくださいね。
うぅ……作戦失敗しました……😭
ラス謎までは順調で20分残ってたのに、先入観が邪魔してあの発想が出なかった……頭固くて凹む。でも終始小ネタが満載で笑いながらプレイ出来ました!楽しかったです🙌✨#なぞねこ#リドロイド #リドレイク pic.twitter.com/uleGL2Hp45
— 🔥心の黎明を告げたじゅん (@Jun86nZ) July 23, 2021
悪かった点、個人的に気になった点
少しだけ気になったのは映像演出。リドロイドのパイロットと通信を繋ぐんですが、その映像だけがどことなくチープ。それも味があって小ネタ的な感じもしましたが。
最近OPやEDなども、謎解きの演出の1つとしてクオリティが高い公演が増えているので、ギャップを感じましたね。
ただ、それで満足度が下がる要素にはなっていなかったです。
もう一点は制限時間。最終回答は1回しか出せない系なんですが、回答提出後も60分経過するまで公演が終了しませんでした。
私たちのチームしかいないのになぜなんだろう?と率直に疑問に思いました。(なぜの理由は後でわかりましたが)他の班がいれば勿論制限時間公演するのは理解できるんですけどね。
提出後にプレイできる「エクストラ謎」とかがあると、時間を持て余すことなく最後まで楽しめそうですね。
【戦え!リドロイド】の総合評価(50点満点評価)
世界観 : 6/10 (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 6/10 (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 7/10 (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 7/10 (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
今回は合計得点が32点ですのでオススメ公演となります。
王道的な謎解きで、大謎の難易度も含めてバランスのよい公演。特に、大謎はシンプルながら美しい。
王道だからこそ、基本動作である少し違和感があったことの共有が活きてくると思います。
今直面している問題を解決するために、『様々な可能性を考える』のは他の公演同様ですね。
自分がその大謎閃きたかった!!と純粋に思える公演でした。
分かってみれば簡単なんですが、そこにたどり着くまでが難しいというお手本のような大謎だったと思います。
戦え!リドロイド→成功✨
長い時間ラス謎考えてたけど、メンバーの一瞬のひらめきで終わった!
これは自分頭固かったーって思っちゃう
日付け入り成功シールありがとうございました❤️#リドロイド pic.twitter.com/Rds8ak8OT8— ちあき@謎解き用 (@cha_nazo) September 26, 2021
なお、リドレイクさんは、10月は名古屋で周遊型の公演を開催されるようです。
周遊型が複数団体集まるようなので、緊急事態宣言も開けましたし、遠征するのも良さそうですね。
【御礼とお知らせ】
9/25㈯26㈰の2日間、浪速区民センター(大阪市)にて開催した謎解き公演「戦え!リドロイド」にご参加くださった皆様、ありがとうございました!
次は10/17㈰、尾張一宮駅ビル(愛知県一宮市)にてリドレイクを含む5団体による周遊謎が遊べる #ナゾホリ でお待ちしております! pic.twitter.com/YL9uUQXWnm
— リドレイク【滋賀の謎解き制作団体】 (@riddlake) September 27, 2021
最後になりますが、第一フェイズの小問後の演出、「おぉー!」ってなるので、参加して見届けてほしいです。(個人的に一番感動した仕掛け)
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