今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴7年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
＜こんな方にオススメ＞
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。
本日はSCRAPさんの公演のご紹介です。
人気公演の続編がホール型で開催されました。
続編となると、前回とのつながりはあるのか？
最近の参加に覚えはない公演名だが…。
そうだねー、私が前作に参加したのはおよそ5年前くらい。
しかも名古屋まで脱出ゲームの遠征に行った時だね。
初めての遠征だったかも！
ホール型ながら、『かわいい世界観』は存続。
前作をしらなくても全く問題ない公演。
家族用のルートなど、お子さんも楽しみやすい公演でした。
【スーパーペーパーキングダムからの脱出】の概要・ストーリー（背景）
概要（値段・人数・型など）
| 参加日時 | 2022年10月9日(日) |
| 参加人数 | 4人 |
| 価格 | 3,500円～ |
| 型 | ホール型 |
2021年の11月に名古屋からスタートしていることを考えると、大阪で公演するまでほぼ1年という期間が…。だいぶ待ちましたよ！！
大阪公演 開催期間：2022年10月6日～2022年11月6日
前作と同じく「紙でできた世界」でのお話となります。
前作もまさに『ペーパーキングダム』という作りこみでした。ルーム型の中で一番雰囲気が好きな公演だったので、正直ホール型になることが少し心配でした。
なお、私が参加した時はなかったものの現在は「イベント割」に対応しています。少しお安く参加できるため、迷っている方は今がチャンス。
ストーリー（背景）
人の少ない夕暮れの図書館で過ごしていたあなた。
どこからともなく声が聞こえる。
「お願い。僕たちの世界を救って！」
声をたどると一冊の絵本が置いてあった。
ふと手に取ると、不思議な光があなたを包み込んだ！
目が覚めると、そこは住民も草木も街もすべてが紙で出来たペラペラな世界だった。
なんと、紙で出来た王国「ペーパーキングダム」に迷い込んでしまったのだ。
王国は最大の危機にひんしていた。
カミ隠し事件
住民がどんどん姿を消していく大事件が起きていたのだ！
このままでは王国は滅んでしまう！
世界を救う鍵は、王国に隠された伝説の文房具。
伝説の文房具を使えるのはニンゲン。
そう、あなたしかいない。
あなたは王国の平和を取り戻し、絵本の世界から脱出することができるだろうか。
https://realdgame.jp/paper_kingdom/
紙でできた世界における「カミ隠し」が今回のテーマ。（先の記事でも似たようなことを書いたようなｗ）
紙で出来た登場人物たちが、どんどん消えてしまっているという緊急事態。
文房具を使えるのは我々「人間だけ」という設定もとても良い。助ける意味がありますよね！
今作の雰囲気は動画を見て頂きたいです！かわいい雰囲気が一番伝わると思います。
【スーパーペーパーキングダムからの脱出】の結果
得意な感じの公演だったので無事に成功。
成功したんだけど、悔しい部分は少し残ったなー。
今回は大謎を気づくことができたので、あとは中謎への視野も広げて何があっても対応できる力を手に入れたいところ。
写真のように紙でできた「カミーユ」達が目の前に現れてくれますよ！それだけでかわいい。
少し残念なことに私たちが参加した公演は参加者が少なめだったな…。そのおかげでチェックポイント待ちとかもほとんどなかったのは良かったんですが。
こういうオリジナル公演の方が「自由な設定」で作り手が楽しんでいる感覚が強い気がするので、コラボ以外も参加者が増えてほしいです。
【スーパーペーパーキングダムからの脱出】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
基本設定に基づいた、小道具・ストーリーの展開の統一感を凄く感じました。
ストーリーもシンプルで「何が目的か」が分かりやすかったです。
また、文房具を使えるのが人間だけということから、「なぜ助けないといけないのか」もしっくりくる。
物語が進むごとに起こるイベントも、非常に可愛らしいものが多く、ほっこりできる展開。家族向けコースを作れるのも納得です。
また文房具を使用するという点から、「工作」が大変かと危惧していましたが、その点でも適度な難易度。
工作って作業になりやすいので、その点でストレスがかからなかったのも良かったです。
RPG感を随所に出してくる点も好きでした。
ネタバレになるので詳細は避けますが、RPG的な要素も沢山ありました。
主人公であるカミーユと一緒に「冒険している！」と思えるような展開になっていましたね。
悪かった点、個人的に気になった点
今作も綺麗にまとまっており気になる部分は少なかったです！
チェックポイントで要する時間が少し長めのため、参加人数が多すぎるとフラストレーションになる可能性があるかも？
また、難易度的には少し低めだったので、謎解き慣れている人だと時間を持て余す人もいそうです。ただ、この世界観だとこの難易度が適切な気がしています！
後は「ルーム型」の1作目のほうが没入感があったし、楽しかった。
ホール型で開催するにあたり、色々と考えられている部分も感じたんですが、本作は没入感が十四になる公演。
是非この世界観で3作目も作って欲しいですが、次作はルーム型でお願いしたいです。
【スーパーペーパーキングダムからの脱出】の総合評価（50点満点評価）
| 難易度 | 難易度が適切か | |
| 世界観 | 世界観にブレがないか、のめりこめるか | |
| 斬新度 | 新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか | |
| ワチャ感 | 参加者が盛り上がれるような仕組みの有無 | |
| 論理度 | 各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無 | |
| 合計点 | 35/50 |
今回は合計得点が35点となり、内容的には『オススメ公演』となります。
4人公演のためメンバーを揃えやすいですし、難易度・雰囲気共に初心者の方にもお勧めしやすい内容。
親子コースはグループを自分たちで貸切ることができるため、「同じ班の他の方に迷惑がかかるかも…」という心配も不要です。
人形劇的な要素もあり、子どもでも楽しみやすい公演になっているので、普段お子さんがいて参加しにくい…という方にも参加して欲しいですね。
開催期間も残り僅かなので、気になる方はお見逃しなく！
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