【体験談】SCRAP『僕等のラストフェスティバル』でアオハルの風を感じた。

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴5年の筆者(にょっき)が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・演劇鑑賞が好きな方。
・気になっている公演だけど、参加するか迷っている方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
・久しぶりに青春のアツい感覚を取り戻したい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
にょっき

今回は謎解きではなく、Inside Theaterの第二弾の紹介。

謎解き要素も少しはありましたが、前回よりも「体験」に振り切っていた感じですね。

フォコン
フォコン

前回は「SECRET CASINO」っていうのに参加してたんだっけ?
今回はどういう物語だったんだ?

今回もインタラクティブな要素が詰まっているだろうし、舞台の設定はかなり重要なんじゃないか?

にょっき
にょっき

その通り!インタラクティブというと、前回以上の公演。

本作のテーマは「オンライン文化祭」

しかも実際の学校で行われるという豪華さです。

にょっき
にょっき

今回の総合評価は「40/50点」。

私は演劇好きのため、非常に心を打たれました!
謎解きをメインにやりたい人は面白みを感じないかもしれません。
コロナという苦境の中、オンライン文化祭を成功させようとする青春物語。その結末に涙しました。

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【僕等のラストフェスティバル】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:12月11日(金) 18:00~20:00
  • 参加人数:1人(何人でも参加可能)
  • 価格:2,880円  ※Go To Eventにて2割引き
  • 型:オンライン型
    ※顔出し自由、PC推奨

本当の学校で公演が行われるため、日数に限りがあります

12月20日が最終公演ですので、参加検討されるかたは、予め注意してください。

Inside Theaterの雰囲気がわからない方は、前回の記事を参考にしていただけると幸いです。

今回も自分でZOOMを移動して、色々なイベントに参加することができます。

高校のオンライン文化祭ですので、定番の怪談話やクイズ大会など、どのイベントに訪れるかは参加者の自由

雰囲気を味わいたい人は、公式の動画をご確認ください。

ストーリー(背景)

「僕たち、どうしても高校最後の文化祭を諦めたくないんです」

金木犀の香りにつつまれ、夕焼け色に刺されながら
校舎に声を響かせて文化祭の準備をする。

後夜祭では学内バンドがテーマソングを歌い、
準備期間のグランドフィナーレのような人間模様が繰り広げられる

そんな風景が少なくなってしまった今年、ある高校の生徒たちは立ち上がった。

大人たちを説得し、困難を乗り越え、オンラインで文化祭を作りあげた。

この物語の舞台は、高校最後の情熱がこもったオンライン文化祭。

あなたは参加者の1人として、このフェスティバルへの入室ボタンを押した。

ぞれぞれの想いを抱えた高校生たちと参加者の皆で作り上げる、
オンライン文化祭の青く切ない物語。

あなたと高校生たちの特別な時間の幕が上がる。

第一作も参加しているのですが、ストーリーの方向性は完全に異なります。

一作目が「オンラインカジノ」という、ちょっと怪しさを醸し出していた設定に対して、今作は「高校生たちのオンライン文化祭」という青春全開設定。

カジノという「非日常」から、高校という「日常」に大きく舵をきっています。

コロナの影響で本当にオンライン文化祭を行っている、大学もありましたよね。

『最後の文化祭』

諦めない高校生達の青春を是非見届けてほしいです。

【僕等のラストフェスティバル】の結果

結論ですが、今回は成功という結果。

正確に表現するなら、きっとこのイベントに成功や失敗という概念はない気がします。

その意味は参加した人だけがわかると思うので、詳しく触れるのはやめます。

私が参加した会はおよそ60名くらいの方が参加したんですが、みんなで協力するシーンが数点ありました。

凄く恵まれた会だったと思うんですが、良い感じでZOOMのチャットでコミュニケーションもとれましたし、何より「文化祭を成功させよう!」というみんなの一体感が心地よかった

途中途中、様々なトラブルが起きるんですが、その時に参加者を勇気づけるコメントとかも沢山あって、「このイベント暖かいな」って何度も思いました。

繰り返しにはなりますが、脱出ゲームではないため「謎解きの要素は少な目」です。

0ではないのですが、なにか難しい問題があるというよりも、ストーリーへの没入感を高める要素として配置されていました。

賛否はあると思いますが、私は途中の挑戦的な要素すごくよかったと思います。

「面白みがない」といったらそれまでなんですが、協力関係と競争関係をすごく上手にマッチングさせているなと感心しました。

【僕等のラストフェスティバル】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

点数の高さで表しておりますが、非常に公演として気に入っております。

その中でも、あえて絞るとしたら、良かった点は2点。

1つ目は「熱い展開」です。

そもそもの設定が、高校生たちの文化祭という熱い要素の塊なんですが、それだけでは終わりません。

ストーリーが進むにつれて成長する生徒たち。

先生の葛藤。

芽生える友情。

ありきたりな要素と思えるかもしれませんが、ストレートに表現されています。

それをインタラクティブなお芝居の中で表現されているので、一緒に熱くなれるんですよ。

途中である登場人物の言葉にホロっと涙をし、エンディングでは感動して泣いていました。

何かを諦めずに貫き通す大切さを改めて感じさせてもらいました。

2つ目は、「一体感」です。

ネタバレにならない表現が難しいのですが、一体感をすごく感じた公演でした。

舞台設定が日常的なもので、その世界に入り込みやすかったことも大きな要因。

他にも参加者同士で協力する部分があったりと、様々な要素で感じましたね。

特にエンディングはもう、一体感という言葉以外で表すのが難しい。

何を言っているのか、伝わりにくいのは重々承知しています。

「参加された際の感動を少しでも奪いたくない」とご理解いただければ幸いです。

私の言葉を補うために、ちょっとだけ、Twitterの感想をご紹介。

悪かった点、個人的に気になった点

大きな欠点は正直見当たりません。あえて挙げるとしたら「間延び」

普通の演劇でもよくあるんですが、常にトップギアで物語は進行するわけではありません。

この時間って必要あるのかな?っていう時間がちょこちょこと存在しています。

Inside Theaterですので、そういう時間も含めて没入感があるなと。
(学生時代って無駄な時間こそ楽しかったりしませんでした?)

前回のSecret Casinoでは各部屋で行われる、歌やマジックのレベルかなり高かったですが、今回はそのクオリティは下がっておりました。

ただ、個人的にはそのレベル感も含めて、「高校の文化祭」が上手に表現されていたと思います。

【僕等のラストフェスティバル】の総合評価(50点満点評価)

難易度 : 8/10  (難易度が適切か)
世界観 : 10/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 7/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 9/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 6/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
合計 : 40/50
今回は40点なので、『推し公演』となります。

謎解きをメインに求めている方にはオススメしません!

演劇が好きな方や、熱い展開・青春物が好きな方には心の底からオススメできます。

TVドラマでいうと、ルーキーズやウォーターボーイズなどが好きな方には刺さると思います。

テーマ曲であるアンラッキーヤングメンもストーリーにばっちり合っていました。

謎が苦手な方でも、まったく問題なく参加できるので、謎解き初心者のかたでも120%楽しめます。

1人で参加しても問題なく楽しめますし、友達と参加して感想を語り合うのも良いでしょう。

できるのであれば、前作よりも「顔出し」での参加をお勧めします。
(もちろん、顔出しなしで参加されている方も大勢いらっしゃいましたのでご安心ください)

僕等の「等」にあなたがなれるイベントです。

是非思い切って世界に飛び込んでみてください。

前述ですが開催期間は、「2020年12月20日」までですので、要注意です。

千秋楽まで残り3公演ですので、気になっている方は参加お忘れなく!
公式Twitterでもキャストさんからのメッセージが届いているようですので、是非ご覧ください。

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