【体験談】XEOXY『きさい』で不幸を回避した(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴5年の筆者(にょっき)が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
くっすん

XEOXYさんの大阪公演のご紹介。

前回脱出失敗した「いっぷす」の製作陣の公演。

フライヤーからも何とも言えない雰囲気が漂っています。

フォコン
フォコン

「いっぷす」も道中のパズルで苦戦していたよな?

今回も同じ製作陣ということはパズルが多いんだろうか?

そうなると、お前の苦手になりかねないけど。

にょっき
くっすん

パズル自体は好きだよ!得意かどうかは置いておくけど…。

事前情報だと、今回も「パズル」要素は高めと聞いていたんだよね。

得意ジャンルは把握したので、前回よりはレベルアップしているはず。

にょっき
くっすん

今回の総合評価は「32/50点

最初から不思議な雰囲気があり、パズルも楽しめる公演。

いっぷすよりもパズル要素は薄めで、解きやすかった印象です。

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【きさい】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:2021年9月25日(土) 12:30~14:00
  • 参加人数:1人~6人(最大6人1チーム)
  • 価格:3,500円 
  • 型:ホール型

XEOXYの大阪公演となります。今月は「きさい」と「SHINOBILL」の2公演が同日に開催。(会場は異なる)同日に2公演参加するため、6人でチームを組んで参加せて頂きました。

司会は製作者のお一人でもあるNAOYAさんが東京ゼオクシーから出張されて対応。

ストーリーやフライヤーからも独特な雰囲気のある公演でしたが、最後までその雰囲気が続くのは独特。

「世にも奇妙な物語」的な雰囲気とでも称しましょうか。なお、ホラー要素は0です。

今回は上限4チームの中で、3チームが参加となっていましたが、各チーム5人以上揃っていたので、少しずつエンタメにも人が戻っているのかな?

ストーリー(背景)

【STORY】

就職活動が難航し、藁にもすがる思いでとある零細出版社に応募したあなた。

唯一の刊行物は、巻末のパズル&謎解きコーナーが熱狂的な支持を受けている。

そのコーナーを担当する男は類稀なる才能を発揮していたが、突如として失踪したらしい。​

そんな出版社に呼び出されたあなたに試練が課せられる。

「まずは巻末を任せられるか試したい。安心して、前任者が残したストックから選定するだけだから。」​

あなたはパズルや謎を解いて無事に職に就けるだろうか。

​……誰も、不幸にするな。

ストーリーを端的にまとめると、『出版会社への就職試験』にチャレンジするお話。

その試験が「巻末に乗せるパズルを選定できるか」という一風変わったもの。ストーリーからもパズルを解く必要性があることが示されています。

プレイ前から気になっていたのは「類稀なる才能を持つ前任者の失踪」という部分。”前任者のパズル”が解けなければ、ダメそうな予感しかしない。

そして、最後に書かれている「誰も不幸にするな」という意味深な部分は気になりつつ参加しました。

この言葉がどういう意味を持つかは、是非参加して体験頂きたいと思います。

【きさい】の結果

今回は6名で固めて、無事に『成功』しております。

適切なタイミングでのヒントが司会から与えられたため、タイムアップと同時の成功。

つまり、余裕はなかったということです。

ただ「いっぷす」よりもパズルを解いている時間は少な目で、全体的な難易度も少し抑え目だったかな?

パズル系は誰かがやっているのを、『手伝う』ことが邪魔になりかねないので、どう分担するかがいまだに難しい…。

パズルを解く時は、頭の中で色々な可能性を想定しているので、誰かに引き継ぐのも難しい。とはいえ、制限時間がある公演なので、どこかで割り切りも必要なんですよね。

何か目安があるプロの方たちは是非基準などを参考にさせてほしいです。

とりあえず「いっぷす」のリベンジ達成という点は満足。パズルはやればやるほど「型」が見えてくるので、日々色々なパズルに触れたいと思います。

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【きさい】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

公演で漂う雰囲気」は、独特のものがあって良かったです。決して王道ではないんですが、邪道でもない。

最初から最後まで、過剰な演出もないのに、独特な雰囲気を醸しだしていて一貫性がありました。

エンディングも人によっては納得がいかない人もいるかもしれませんが、そこも味があった。

ストーリー途中で起こることで同行者がゾクっとしていたりと、独自の魅力があります。

二点目は、「ヒントが出されるタイミング」が絶妙でした。

この辺りは製作者ならではというか、こちらのが困っている点をよく理解されていました。東京公演の方が先なので、他の参加者も同じようなところで詰まっていたのかもしれませんね。

しかも「これ以上遅れると取り返すのが大変そう」と時間で、適切な誘導を頂きました。

何よりこちらが工数をかけて試そうとしていたことを「やらないでいい」と止めてもらったのが非常にありがたかった。

とりあえず違和感はあるけどやってみよう。という時に早い段階で止めてもらえ、無駄な時間を使うことから免れました。

この補佐がなかったら、脱出失敗していたかもしれません。

悪かった点、個人的に気になった点

気になったのは、一部導線がわかりにくかった点

上記の裏返しの要素にもなるんですが、AもBもCもDもやりたいとなった時に、その優先順位が少し不明瞭だったと思います。

色々想像すれば順番は想定はできるんですが、「やってみないと分からない」という形になっていた印象。

「やってみて何も起こらなければそれでいい」と、割り切ってやることも可能なんですが、その場合班全員でチェックポイントに動くことが足かせになります。

チェックポイントにみんなで移動するのは、時間がある程度かかる動きになるので、必要最小限の動きにしたくなるんですよね。

ホール型という性質も踏まえ、与えられた情報のみで「やるべきことの順番」がわかると更にプレイしやすかったとと思います。

【きさい】の総合評価(50点満点評価)

難易度 : 6/10  (難易度が適切か)
世界観 : 8/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 6/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 6/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 6/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
評価点 : 32/50

今回は合計得点が32点となりましたので、オススメ公演です。

少しダークな雰囲気が漂う世界の中で、パズルと謎の両面を楽しめる公演。

ストーリーの進行過程も面白いので、どっぷり楽しんで頂きたい。そのために、チェックポイントごとに何を提出して、次は何をするように言われているのかは整理しておいた方がプレイしやすい。

難易度的には「いっぷす」よりは少し簡単に感じましたが、決して私たちも余裕のあるクリアではないので、初心者の方だと苦戦してしまうかもしれません。

同行者が全員初心者というのはクリアは厳しいと思うので、5回以上謎解きを行った人達にお勧めできる公演ですね。

参加される際は、タイトルに込められた意味が何なのか、最後のエンディングまでを楽しんで頂きたいと思います。


なお、ゼオクシーさんでは以前ご紹介したオパパイ謎がバージョンアップされてオンライン開催されています。

第二弾でもダンジョンが複数追加された、全てのオパカラ(お宝)を獲得すると、特殊なTweetもできるようです。

現時点で発表されているのは、9月中公演ですので、気になる方はプレイするのをお忘れなく。

にょっき
くっすん

パズルも古くからありますが、ピクロスやナンプレは得意。

一方で重ならないように線を結ぶタイプのものや、立体系統は不得意。

新しいパズルに出会う機会も増えたので、幅広く楽しみたいですね。

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