今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴7年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
＜こんな方にオススメ＞
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。
SCRAPさんの大阪公演のご紹介。
2022年の2月で東京からスタートした「謎射的場」がついに大阪へとやってきました。
約一年前にスタートした公演だな。
割と大都市なんだが、大阪公演は遅めだったな。
そうなんだよね。最近大阪公演はスタートが遅め…。
それでも色んな公演が来てくれるのは有難い！
びっくりシリーズだから期待度高めて参加したよ。
実際に射的出来ると聞いていましたが、想像以上に本格的。
びっくり要素ももちろんありましたが、苦戦するポイントもちらほら。
ひらめき重視の「びっくりシリーズ」らしさがありましたね。
【びっくり謎射的場からの脱出】の概要・ストーリー（背景）
概要（値段・人数・型など）
| 参加日時 | 2023年1月28日(土) |
| 参加人数 | 6人 |
| 価格 | 3,500円 |
| 型 | ホール型 |
びっくりシリーズの第三作目となる今作。テーマは「射的場」。
実際にホールに入ると、いつもの会場が「THE縁日」という感じの非日常空間に変わっていました。
クラファン的に募集していた提灯がいい味を醸し出していましたよね～。
射的も「かなり本格的」で、外でやる射的より威力強めな印象（笑
大阪では『2023年3月5日まで』となっておりますので、お祭りの雰囲気が好きな方はお見逃しなく。
また、SCRAPでは2月よりU22割引きが「平日の当日券限定」で開始されております。
団員になる必要はありますが、かなりお得な制度ですので、対象の年齢の方は下記より詳細を確認してください！
ストーリー（背景）
【ストーリー】
ある日その街に、突然不思議な建物が現れました。
なんだか遠い東の国のお祭りのように
にぎやかなのぼり旗が立ちならび、無数のちょうちんがぶら下がり、ぴーひゃららと祭囃子が聞こえてきます。
そこへ、あのクセの強い声が聞こえてきたのです。
「みなさーーん！！！ またすごい謎を作っちゃいましたーー！！！！！今度はものすごくびっくりする射的を作りましたよ！
鉄砲で撃って的を倒すと景品が手に入りまーーーーすよーーー！！！めちゃくちゃ面白くてめちゃくちゃびっくりするんでーーーーすよーーー！！！
あっそびにきてくださーーーーい！！！！」
どうやらびっくり一家のクラフト・ツクランカさんがまたまた変な謎の建物をこしらえたようです。
しかも今度はあのお祭りや温泉街でよく見かける射的がテーマのようです。
鉄砲で撃って的を倒すあれです。
あなたはまたびっくりする謎を解きたくて、その建物に向かいます。
しかしそのときまだあなたは知らなかったのです。
まさかあんなびっくり射的謎が待っているなんて…。
https://realdgame.jp/bikkuri_shateki/
ツクランカさんが「射的謎」を作ったのでそれを解くだけの物語。
ストーリーがあってないような感じですが、びっくりシリーズはそこが良い所。
シンプルなストーリーながら、毎回「びっくり」が仕掛けられているシリーズとなっています。
とはいえ、過去シリーズは「謎は簡単ではない」というのも特徴の１つ。参加される際はお祭り気分で楽しみつつ、謎は油断せずに取り組む方が良いかも？
【びっくり謎射的場からの脱出】の結果
今回は一番大事なところで、しっかりひらめきましたー！
めちゃくちゃチーム全体でつまっていた部分だったので、活躍したといってもいいでしょう。
最近大謎を思いつくことが少なくなっていたので、久しぶりに味わえた爽快感。脳汁出るあの感覚。
射的自体も外すことなく活躍出来たので良し。
的と射撃ラインが近く、弾の威力も強めのとても良心的な射的でしたね（笑
ふとしたことで大謎を思いつく体験を久しぶりに味わえて、原点的な楽しさも内包されていたなー。
【びっくり謎射的場からの脱出】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
純粋に「射的」が面白い。
温泉街などでしか射的を行ったことなかったんですが、その楽しさを思い出しました。
射的やったことない人でも問題なく楽しめる難易度になっているし、自然と盛り上がる。
しかもちゃんと「射的をする意味」があるところも良かったですね。おまけ的に存在しているのではなく、射的要素がメインになっていました。
また大謎が結構好みです。自分がひらめいたという点で色眼鏡要素も多少はありますが（笑
「とても簡単」と感じる人も「とても難しい」と感じる人も、両方が存在する大謎だったと思います。
細かい部分ですが、銃をもって写真をとれるポイントもGOODです。
謎解きってネタバレ禁止なので写真とか取れない部分が多いんですが、今作品の良さを存分に残せる写真が取れました！他の参加者の楽しそうな写真もたくさんSNSに流れていましたよ。
悪かった点、個人的に気になった点
別解が出そうな要素。
ネタバレ回避しますが、「うーん…これって、こういう解釈も？」みたいな点があったのが気にかかりました。
もちろん想定解の方が圧倒的にキレイんですが、であれば「この部分はなくしても良かったんじゃないかなー？」と勝手に思っておりました。
個人的なちょっとしてモヤモヤなので、それが制作側が「意図して用意してもの」であれば問題ないのかなと思っています。
後は移動に気を使う場面が多かったです。
チェックポイントや射的場などもあるため、会場の机同士がコロナ前くらいに近くなっていた感覚
我々が八方に他の班の方がいらっしゃったので、射的場に行くたびに回りを上手く避けながら移動しないといけなかったです。
射的場に向かう回数がそれなりに必要な公演だったので、通路がもう少しだけ広いと有難い。
後はシンプルに、もう少しだけびっくりしたかったです！！
【びっくり謎射的場からの脱出】の総合評価（50点満点評価）
| 難易度 | 難易度が適切か | |
| 世界観 | 世界観にブレがないか、のめりこめるか | |
| 斬新度 | 新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか | |
| ワチャ感 | 参加者が盛り上がれるような仕組みの有無 | |
| 論理度 | 各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無 | |
| 合計点 | 35/50 |
今回は合計得点が35点となり、『オススメ公演』となります。ただ、びっくりシリーズでいうと、他の二作品の方が個人的には好み。
射的というそもそもが楽しい要素と謎解きが上手に融合していますが、びっくりシリーズである必要性はあまり感じませんでした。
とはいえ上記は期待値が高かったための違和感かな。
単体作品で見ると「ワイワイ楽しめる要素の多い公演」だったと思います。
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