【体験談】SCRAP『黒鉄の海中研究所からの脱出』は特化型イベント(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴7年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。

是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。


くっすん
くっすん

今回はSCRAPの「黒鉄の海中研究所からの脱出」の感想をお届けします。

毎年楽しみにしているコナンコラボの最新VERです。

フォコン
フォコン

コナンコラボは映画の内容にリンクしたものが多いが、今年もそうだったのか?

くっすん
くっすん

今年も映画本編の後日談的な位置づけでした。

映画を見ていなくてもストーリーは楽しめますが、見ているとより楽しめる。

音に特化したイベントであることは参加にあたり把握しておいてほしいです。

くっすん
くっすん

謎解きよりも推理寄りのイベント。

参加する場合は知り合い同士がオススメ。

向き不向きの大きく分かれる公演です。

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【黒鉄の海中研究所からの脱出】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

参加日時2023年8月12日(土)
参加人数6人
価格\6,400
ホール型

「ミッション付きチケット」にて参加してきました。

通常価格より3,000円くらい高いチケットになるんですが、通常チケットをお勧めします。

通常チケットだと3,400円くらいで参加できます。(グループチケットなら更に安くなります)

グッズのクオリティや、謎の量など考えると、差額の3,000円で他の公演に参加する方が楽しめるかな…。

コナンファンで謎解き初めての方は、参加までの流れが詳しく公式から詳細情報が開示されていますので、そちらをご確認ください。

また、22歳以下の方は『U22割』にて参加できますので、断然そちらがオススメ!

ストーリー(背景)

【ストーリー】

“音”によるセキュリティシステムの開発が行われている最先端研究施設「ラボラトリー・オルカ」。

実用に向けた試用実験に開発関係者として招待されたあなた。

招待客の中には阿笠博士、同行したコナンと灰原の姿も。

実験は順調に進んでいたように見えたが、突如館内に警報音が鳴り響く。

施設内の立入禁止エリアに侵入者が現れたようだ。

駆けつけた職員たちが目にしたのは、実験中に姿を消した灰原だった。

「私…ここで…何してるの?」

彼女は記憶を失い、なぜそこにいるのか思い出せないようだ…。

しかし灰原がいたサーバールームからは、何者かによって重要な研究データが盗み出されていた。疑いの目は、実験に参加していたあなたにも向けられる。

灰原はなぜ、サーバールームに入ったのか…。

彼女が記憶を失った理由は…。そして、消えたデータの行方は…。

事件を解き明かす鍵は、失われた灰原の記憶と現場に残された“音”だけ。

しかし、その音声データは犯人が仕掛けた偽りの“音”だらけ。

あなたは嘘にまみれた“音”に隠された真実を聞き分け、事件を解決へと導くことができるだろうか?

https://realdgame.jp/conan2023/

2023年の映画でもヒロインといっても過言ではない活躍をしていた、灰原さんがなぜか記憶喪失になってしまいます…。

灰原ファンの方にとって、助けない理由はありません(笑

ストーリーからもわかるように、『音』が持つ情報を駆使して物語が進んでいきます

大まかなストーリーは動画でも確認できますので、合わせてご確認ください。

【黒鉄の海中研究所からの脱出】の結果

途中までめちゃくちゃテンポよくすすんでいたんですが、『失敗』しました!

ただシンプルに解説聞いても「うーん」っていう印象が強くて、まぁそういう考え方もあるよね。っていう感覚。

負け惜しみ的な要素もあるかもですが、推理をメインにするのであれば、確定要素は他の方法がよかったのでは?

おそらく私が1年後でも2年後でも、記憶を消して参加したら8割くらいで失敗すると思います。

成功は6チームくらいはいたので、導線が薄いとかではないんでしょうけど…。

チームメンバーはとても楽しかったので、そこで大変救われましたね!

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【黒鉄の海中研究所からの脱出】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

新しい取り組みへのチャレンジ精神。

コナンコラボって多くの方が参加するイベントだと思うんですが、そのイベントでSCRAPが新しい取り組みにチャレンジしているのは素晴らしいと思います。

エンタメってどんどん新しいものが出る方が絶対楽しいですし、守破離の「破」を大手が進んでいっている感覚はありました。

今回のイベントで使うシステムも初めてで驚きがありましたし、新しいものに触れる体験自体は純粋に楽しかったです。

悪かった点、個人的に気になった点

不要な情報が多めだった点。

率直にノイズが多かった印象です。

ネタバレになるので詳しい話はできないんですが、「この情報ってこういことじゃないかな?」と思っていた情報に惑わされる場面が多かった。

意図して作られているのであればいいんですが、それらを多く入れるのであれば、逆に「これだ!!」ってなる確定情報も欲しい所。

また、チームが「6人である必要性」はなかったように感じました

端末が1つということで操作できる人も限られていますし、6人座ると端に座る人は画面が見にくい。

4人くらいのほうが捜査も情報共有も行いやすく、満足度があがると思います。

最後は「ミッション付きチケット」の満足度が低かった。

ミッション付きといっても、役割的にはかなり限られていたのと、「公演後にやるべきこと」があり忙しない。

2倍近い価格なのに、実質「○○分以内に対応して、早く出ていけ」という圧の中でやらないといけないことがあって、いい気分は全くしなかった

アンケートを一生懸命書いていてそちらで時間もかかったのに…。

ミッション付きという仕組み自体は面白いと思うんですが、価格と体験価値が見合っていなかったと思います。

【黒鉄の海中研究所からの脱出】の総合評価(50点満点評価)

難易度4.0難易度が適切か
世界観4.0世界観にブレがないか、のめりこめるか
斬新度8.0新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか
ワチャ感6.0参加者が盛り上がれるような仕組みの有無
論理度4.0各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無
合計点26/50

合計得点が26点。ミッション付きを買ってしまったことで、満足度が逆に下がってしまった要素も込みの得点にはなります。

システムはとても興味深かったので、こういうことできるんだ!というワクワクはありました。

イベントとして「面白くない」とかではないんですが、単純に自分の好みではなかった。

後は灰原さんはそんな行動するかな…?みたいな解釈の不一致もあったのも引っかかっていますが、これは単純に自身の問題かな。

他では体験できない仕組みになっていることは間違いないので、その辺りが体験したい方にのみオススメします。

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