今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴7年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。
本日は太秦映画村でのイベントのご紹介。
夜の太秦映画村を使った謎解きイベントです。
太秦ということは京都だよな?
しかも夜の太秦映画村とは、なかなかレアなイベント!
イベント参加者のみが映画村に入れる仕様。
夜だからこその風景も存分に楽しめます。
特に路地なんかインスタ映えすることも間違いなし。
時間ありの周遊タイプのため、幅広い年齢層の方が参加。
脱出に慣れている方は少し易しめの難易度。
色んな層の方が楽しみやすい公演になっていました!
【魑魅魍魎の映画村】の概要・ストーリー(背景)
概要(値段・人数・型など)
参加日時 | 2022年10月22日(土) |
参加人数 | 1人~ |
価格 | 3,800円 |
型 | 周遊型(時間制限有・遊園地型) |
「和製ハロウィン」と名付けられているように、開催期間が10月の土日のみ。かなり期間が短いため注意が必要です。
執筆時点で残り2日のため、気になる方は公式サイトをまず閲覧ください。
開催期間:2022年10月8日~2022年10月30日
少し高めの価格設定ですが、入園料も込みとなっています。16:30頃より入園でき、イベント開始の17時までは、入り口付近の展示も閲覧可能でした。
東映ということで、仮面ライダーや戦隊ものの等身大展示がめちゃくちゃ豪華でした!!
なお園内では、旅行割のクーポンも利用できるようです。
旅行で来られる方は、お昼は通常の映画村を楽しみつつクーポンを利用、夜は謎解きイベントと一日中楽しむこともできそうですね。
ストーリー(背景)
あなたは、かつて悪鬼を封印した陰陽師たちの子孫。
悪鬼を再び封印するため、先祖が残した古文書を携え、夜の映画村へと足を踏み入れた。
しかし、悪鬼の呪術により、出口は閉ざされ、夜の映画村に閉じ込められてしまった。
夜の映画村は邪気が満ちる魔界、
このままでは、徐々にあなたは生気を吸われ、あと90分もすれば、命を落としてしまうだろう。
助かるためには、生気を完全に失うまでに、古文書を読み解き、夜の映画村を巡って封印の術を完成させなければならない。
果たして、あなたは生き残ることができるだろうか?
https://www.toei-eigamura.com/chimimouryou/
今回の参加者は陰陽師の末裔。悪鬼の呪術で映画村に閉じ込められてしまいます。突破するには妖怪たちの封印が必要。
魑魅魍魎が映画村の各地に出現する中で、古文書を読み解きつつ、妖怪を封印しなくてはなりません。
封印のヒントは映画内に散らばっているため、映画村内の様々な箇所に向かうこととなります。
【魑魅魍魎の映画村】の結果
大謎もある程度のスピードで気づき、成功。
20分くらいは残っていたので、時間ギリギリまで映画村内を色々と探索しておりました!
夜の映画村はめちゃくちゃ雰囲気が素敵でもっとゆっくり見ていたいレベル。最後には全ての妖怪たちと和解して記念撮影までしてくれます!(笑
特に狐さんはかわいい。途中でとある家に呼ばれたのでついていってみると、なんと神棚に狐が祀られていました🦊
「私がいる」と身振り手振りで教えてくれるの、めちゃくちゃかわいい。
謎解きとは全く関係ない要素なんですが、キャストさんのそういう遊び心が随所に感じられる公演でした。
謎解き自体も慣れていないとヒラメキが必要な部分もしっかりあり、多くの人に『体験イベント』として楽しみやすい内容になっていると思います。
【魑魅魍魎の映画村】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
「夜の映画村」そのものの雰囲気の良さを凄く感じました。
映画のセットに使われるだけのこともあり、日が落ちるほど我々がイメージする江戸っぽさが至る所に現れます。
写真が得意ではない私でも、それっぽい写真が沢山取れて満足。特に路地回りの雰囲気が好み。
また先にも触れましたが、難易度調整も少し簡単めになっているからこそ良かったかなと。
クリア率は3割程度にまとまっていましたし、謎解き慣れている方のみがクリアしている印象。
難しすぎると映画村の雰囲気や魑魅魍魎を楽しめませんし、本イベントでは適正な難易度だったと思います。
悪かった点、個人的に気になった点
チェックポイントがデメリットになっている部分がありました。
ネタバレ回避のため詳細は避けますが、アトラクションをチェックポイントに組み込むことは個人的にはマイナス要素に感じました。
ちょっとした作業感と、アトラクション自体の本来の楽しみ方を中途半端に体験してしまうなと…。
特にとある部分は、人によってはかなり嫌がる人もいるのでは?と思える部分も。(お子さんとかも参加されていたので…)
また『沢山の謎を解きたい!』という方には、物足りなさを感じるかもしれません。
そういう方は別の公演への参加をお勧めしたいです。
【魑魅魍魎の映画村】の総合評価(50点満点評価)
難易度 | 難易度が適切か | |
世界観 | 世界観にブレがないか、のめりこめるか | |
斬新度 | 新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか | |
ワチャ感 | 参加者が盛り上がれるような仕組みの有無 | |
論理度 | 各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無 | |
合計点 | 32/50 |
今回は合計得点が32点となり、内容的には『オススメ公演』となります。
ただ、この公演は1人での参加では十分に楽しみにくい。
ご家族や友人などで一緒に参加して、ワイワイと映画村自体を楽しみつつ、謎解きも楽しむことをお勧めしたいです。
公演の前後にはキャストさんによる演劇もありますし、そのあたりは流石の楽しさがありました!
来年も夜の謎解きがあるなら是非参加したいと思います。
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