【体験談】XEOXY『​夕暮切抜帖』でマスキングテープと向き合った(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴5年の筆者(にょっき)が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
にょっき

毎月恒例のXEOXYさんの大阪公演のご紹介。

フライヤーからもノスタルージな感じがする「夕暮切抜帖」が大阪で開催されたので参加してきました。

フォコン
フォコン

前回紹介した「INVISIBLE」と同時開催されていた公演だな。

二連続で挑戦したようだが、ちゃんと頭の容量は残っていたのか?

ゼオクシーさんは結構難易度が高いイメージだけど。

にょっき
にょっき

ん?連戦には慣れているのでその点は大丈夫。

テイストの全く違う二公演だったので、新鮮な気持ちで参加。

テーマは「スクラップブック」となります。

にょっき
にょっき

今回の総合評価は『34点/50点』

ストーリー全体に流れる物悲しさも少し感じられる公演。

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【夕暮切抜帖】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:2021年7月17日(土) 11:30~13:30
  • 参加人数:1人~6人(最大6人1チーム)
  • 価格:3,500円 
  • 型:ホール型

毎月恒例のXEOXYの大阪公演となります。7月は2日間で2種類の公演に参加できるという、参加者にめちゃくちゃ優しい仕様

前回のまとめで記載したように「INVISIBLE」「夕暮切抜帖」に連続で参加してきました。

2連続で参加したものの、テイストは全然違う公演となっており、新鮮な気持ちで楽しめました。

INVISIBLEはひらめきを重視した謎解き好き向けの公演でしたが、夕暮切抜帖は「ストーリー重視」の公演。

自分の感性にあった製作者さんを見つけるのも、公演を楽しむコツかもしれません。

ストーリー(背景)

【STORY】

写真を切って、綺麗に貼って。

彩りを添えるマスキングテープとカラーペン。

スクラップブックは、そうやって思い出を形に残したもの。

​これは、思い出に憧れた一人の少女の物語。

予めわかっているストーリーとしてはかなりシンプル。

もちろんそれで終わることはなく、謎解き中にいろんなことが判明していきます。

普段の謎解きでは出てくることのない、数々のマスキングテープが各テーブルに配置

マスキングテープって私は普段使うことはないですけど、かわいいものからキラキラしたものまで様々な種類があって、開始前に自分のお気に入りを探しました。

少女の希望を叶えるために「実際にスクラップブックを作成することになります」が、そこでマステは大活躍。

どんな希望を叶えるのか、なぜスクラップブックをつくるのかは、参加して見届けて頂きたいとおもいます。(クリア報告の画像から推測は可能!)

【夕暮切抜帖】の結果

INVISIBLEの勢いのままクリアできるかと思いますが、『失敗』

自分の不得意な部分が如実にでてしまいました。

もうちょっと落ち着いて必要情報を整理できていれば、クリアチャンスもありましたね…やろうとしている方向性はあっていたので。

失敗すると悔しい気持ちはありますが、苦手分野を伸ばすのはなかなか難しい。

私が勝手に名付けているんですが、ストーリーダイブが足りなかった。(※ストーリーに入り込んで、当事者意識で状況を整理すること)

ストーリー重視の公演は好きなんですが、得意ではないというアンバランス感を解消したいですね。

Twitterにもあるように、スクラップができていく過程は楽しかっただけに、余計に失敗したのが悔しい!(笑)

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【夕暮切抜帖】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

制作と謎解きの掛け合わせ」が楽しかった。

大きくは「謎を解きスクラップブックを制作していく」という過程を繰り返していきますが、その進行のバランスがしっくりきました。

普段使うことのないマステをいっぱい使ったりして、各班で味がでるようになっており、答えはあれど班によって違いが出る仕組みは面白かった。

同行者に画伯がいたので、スクラップブックなかなか面白いことになっていました。(画伯であることを知っていてお任せしました 笑)

また、ステップごとに様々な種類の謎が出てきたので、参加者それぞれの得意分野が光るポイントがあったのも良かったですね。

そして、何より「スクラップブックを作る意味」がきっちり存在していたのが、世界観に入りこみやすい最大のポイント。

爆弾を解除するために、コード表が必要。くらいの関係性で、スクラップブックが無理なくストーリーに組み込まれている構成が素敵でした。

悪かった点、個人的に気になった点

気になった点ですが、一部の小問が分担しにくかった

一部の小問で使うものがバッティングして、意図せずお互い取り合ってしまったことが…。

もちろん直ぐに立て直して全員で解く体制に変えたんですが、どうしても小問って分担する癖がついてしまっており、「解きにくいな。少し時間が勿体ないな」と率直に感じた自分がいました。

分担することが当たり前としているのは、単純な個人の経験からくる思い込みであることは間違いない。

この公演はそういう流れじゃないよと、示唆する設計だったのかもしれません。

もう一点は、完全な失敗者の愚痴です。『失敗しましたボード』も作成したかった!

夕暮切抜帖は成功したら、残った時間で成功ボードを自分たちで作成するおまけ要素があります。

Twitterにあふれる素敵ボードをみていると単純にうらやましい!

マステなどここだけの要素もいっぱいあったので、任意でいいので、失敗ボード作成もしたかったな。

私は掲載できないので、素敵な成功ボードをTwitterより掲載いたします。(こんな感じで、失敗ボード写真も記念に残しておきたかったなー。)

【夕暮切抜帖】の総合評価(50点満点評価)

難易度 : 7/10  (難易度が適切か)
世界観 : 7/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 7/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 6/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 7/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
評価点 : 34/50

今回は合計得点が34点となりましたので、オススメ公演です。

謎解きの中でストーリー展開を楽しみたい方にオススメしたい公演。

押し付けがましいエモさではなく、ほんのり根底に流れるエモさを釣り上げていく感覚

基本的に謎解きは命の危機に瀕することが多いのですが、今作は全くそういう要素はありません。

仮に解けなくても誰かが死ぬわけでもないそんな世界でのお話でした。

困っている少女の手伝いをするだけなんですが、世界を救うより何とかしてあげたいと思うのはリアリティの差でしょうか?

いや、少女の雰囲気がそうさせていたのかもしれませんね。(失敗写真の真ん中が今回助けたかった少女です。)

ストーリー重視の公演ですが、決して簡単ではないので、参加される時は「まったりして過ぎると時間が足りなくなる」という点だけご留意くださいね。


ゼオクシーさんは7月22日より新作のオンライン公演が始まっております。

私も7月22日の初回に参加して、とりあえずオパカラ(お宝)は4つはゲット。

コンプリートしたいので、第二回も参加検討中です。

また、次回大阪公演は「2021年9月25日~26日」の予定とのこと。公演の最後に告知されていました!

しかも、2拠点開催になるかも…?とのことですので、興味ある方は予定の確保ですね。

にょっき
にょっき

個人的にマステをこれだけ使ったのは人生初めてでした。
色んな種類のマステがありますし、すごい華やかになるので驚き。

女性陣がテンションあがるのも納得です。

コメント

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