【体験談】『大阪最宴祭4​』で8公演をハシゴした(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴5年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
くっすん

今回は11月3日に開催された「最宴祭」の感想記事。

EXチケットにて、8公演をハシゴして謎解きを堪能しました。

色んな団体さんをまとめてご紹介です。

 

フォコン
フォコン

コロナでしばらくお休みしていた最宴祭が再開されたんだな。

8公演とはさすがに一般的なハシゴではありえないよな。

どういう感じでハシゴしているんだ?

にょっき
くっすん

公民館全体を貸切っているため、各部屋で謎解きが行われているイメージ。

同じ建物の中で色々な公演に参加することが可能。

つまり、移動時間がほぼ0であることが特色。

にょっき
くっすん

また公演自体は短時間かつ手軽な公演が多く開催されています。

手作り要素の多い『謎解きの学園祭』といった感じ。

普段だと体験できない団体さんも多く出展されています。

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【​​大阪最宴祭4】の概要

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:2021年11月3日(水) 10:00~21:00
  • 参加人数:1人~
  • 価格:3,000円~ ※入場料

上記価格は入場料を記載しております。入場料と公演料は別にかかるのでご留意ください。
今回は3つの参加チケットが販売されていました。

  1. プレミアム入場チケット:10,000円
  2. Ex入場チケット:8,000円
  3. 通常入場チケット:3,500円

こちらそれぞれで、公演の事前予約時期・上限数が異なります。
1を購入している人から公演を好きに予約することができ、次に2も無制限に予約が可能。3は入場チケット1枚につき、『3公演まで』しか予約ができません。(公演に予約あまりが出た場合の当日券は別)

入場料で結構高いなと思われる方も多いと思いますが、1.2ともに開始すぐに売り切れておりました。色々な公演に参加したいという謎解き勢のフットワークの軽さは素晴らしい。

今回の最宴祭だと、周遊やカフェ謎を除いても、14団体が謎解きを開催しているため1日ですべての団体を制覇することは不可能。私も泣く泣く諦めた公演もいくつかありましたね。

それでは、参加した公演に関して簡単に感想を参加順にまとめていきたいと思います。なお今回は点数表記等は行っておりません。

参加公演感想まとめ

tokitama「民主的謎解きのすゝめ」

初のtokitamaさんへのイベント参加。結論から言うと、参加した中で一番大謎が面白かった。制限時間の30分間というのも丁度よい難易度。無事に脱出成功しております。

参加者みんなの気づきが重なり合って、停滞を突破できたので、謎解きにおける一番いい成功体験を得られたというのも大きい。まさにチームプレイ!

また根幹となるテーマ設定が独特でありながら、そのテーマが最初から最後まで一貫していたのが良かったです。このテーマで謎解きを作るとこうなるのか!!という仕掛けには驚きました。

まさにタイトル通り「民主的」な進行によって謎が進んでいきます。何が民主的なのかは是非参加して体験頂きたい。ただ、tokitamaさんは再演は少ないと聞いているので、またどこかで開催してくれるといいのですが…。

服装や小道具、司会としての演技などでさらに「世界観」を作り上げると、より参加者の体験価値もあがりそうなので、そのあたりの進化にも期待できます。

一度長時間(60分程度)のtokitamaさんの公演にも参加したいです。

ハードナッツ「GAMEOVERからの脱出」

次にご紹介するのは京都大学のハードナッツさん。ハードナッツさんは私は脱出失敗することが多いので、今回も気合を入れての参加。

いままで論理系のハードナッツさんに参加してきたのですが、本作は「ワチャワチャ系の公演」となっておりました。参加者の皆さんもノリのいい方が多くて、楽しく盛り上がりながらクリア

タイトル通り思わぬところで「GAMEOVER」になるので、いかに立ち上がるかが大事になる公演ですね。まさに七転び八起きを地で行く公演かなと。

小謎で割と貢献できたので、満足しております!大謎は皆さんの応援しておりました。
ワチャワチャ系が好きな方にはお勧めできますが、じっくり謎解きをしたい方には向いていないかもしれませんね。

NoA 「人類選別試験」

めちゃくちゃ挑戦的な公演でした。好き嫌いが分かれると思いますが、私はやりたい方向性はすごく面白い試みだったと思います。謎解きはある程度「型」が出来てきつつあると思うんですが、それを壊しに来ている公演。

制限時間は20分でしたが全然足りず、2~3手たりずに「失敗」しております。型を壊しているからこその不親切な部分はありました。そこがブラッシュアップされると更に面白そう。

参加者にどこまで求めるかというのは判断が難しいですが、初心者にはお勧めできない公演。ある程度謎解きに慣れた方が「新しい刺激や、新しい謎解きを経験したい」時にお勧めできる公演です。

公演のスタートがすこしおしており、次のハシゴの時間がなかったため、解説をすべて聞けなかったのは少し残念でした。

ただ、後で専用のNoteが公開され全容を把握できたので、クリアまでの遠さを改めて理解しました(笑

BABEL「ある刑務所からのXX」

お昼頃に参加したのが、半アジト型のBABELさんの公演です。とある要素で逮捕されてしまったので、どう切り抜けるかを楽しむ公演。

連行されるところから始まるので、雰囲気もよかったですね。公民館の中を他の参加者がウロウロしている中連れていかれるのは、設定的にもばっちりでした。

いざ監獄につくと、プチアジト型といった感じで公演が進んでいきます。ワチャワチャ系の公演ですが、ちゃんとストーリーを把握してないと大謎で詰まるかもしれません。楽しさで油断せずに「今何をしていたか」は把握しましょう。

こちらのアドリブに対しても、その回答がばっちり準備されていたのは流石。スタッフさんに先を越されている感じでしたね。メンバーもリアルでは初めましての方が多かったんですが、一致団結してクリアできました!

大事なことですが、刑務官がカッコよかった!

劇的ナゾ眼鏡「大阪最宴祭からの脱出」

5作目はいつもオンライン公演で楽しませてもらっているナゾ眼鏡さんの公演に参加しました。タイトル通り本イベント専用の公演。

ストーリーがナゾ眼鏡さんらしく、「為房さんの夢の中に迷い込んだので、本人を夢の中から起こす(そして片づけをさせる)」という奇抜な設定。ツッコミどころ満載ですが、それが良きところ!

ミチビクヨさんに説明を受けながら、準備万端でふすまを開けていると爆睡している為房さんを発見。序盤から遊び要素満載で「いつもの楽しいやつだ!」とテンションは自然と上がりました。

ワチャワチャ系のアジト型公演です。道中にわかる人にはわかる「ネタ」が仕掛けられていて、謎解きはニヤニヤすること間違いなし。

いつものオンライン公演より制限時間も短いため、少し簡単めな公演になっていましたが、ナゾ眼鏡さんの面白さを十分に味わえる公演でした。初心者でも楽しみやすいと思います。

個人的にはいつもよりツッコミを7割くらいにしましたが、残り時間考えると我慢してよかったです。意外と我々は探索不足で詰まったので、余裕はなかったので。

最新作も来年の1月に予定されているとのことですので、そちらも楽しみに待ちたいと思います。

ハテナボックス『TELE-NET ExtremE』

実はハテナボックスさんは前回の最演祭で参加済みのため、二回目の参加。全員での協力が必須であり、コミュニケーションを上手に取ることが求めれれます。

とある懐かしい要素を面白く使われていました。ただ会場的に、その要素がちょっと使いにくいところがあったのが残念。細かい所でのやりにくさにはなりますが、そういう部分が解消されればさらに楽しみやすいと思います。

とあるギミックに関しては、詳しくは語れませんが、「なるほど!そういう手もあるのか。」と思える内容でした。

公演の最終で缶バッチももらえたのは純粋に嬉しかったです。おそらく再演はなさそうなのが少し残念なところ。

運営「KIBUR」

7公演目は空き時間があったので、予約したんですが運営側が公演をしているKIBURに参加。

運営さんからヒントたくさんもらってなんとかクリア。率直に最演祭のなかで一番難しかった公演だと思います。ただ、その難しさが刺激的でした。

大謎の構成にも納得しています。最後は迷ったらやってみる精神が功を奏したといった運もあってのクリアですね。

普通の60分のホール型公演といっても遜色ない内容かつ難易度。解説をお聞きしてそんな要素も!?と正直驚いた。

誘導はちゃんとあるんですが、少なめなのでがっつり謎を解きたい方にお勧めできる公演。

ワチャワチャ系の公演が続いていたため、がっつり系の公演へ急に頭の切り替えができなかったので、その辺りはまだまだ修行不足。

シングルス「池鴨マスター殺人事件5」

4人1チームだったので、当日券で4人で参加したところ、難易度が高いので5人1チームにしましょうとの人数変更(笑)。お友達がプラス1で来られたので知り合いでチームを組みました。

シングルズにしては珍しく、横並びでの進行ではなくそれぞのチームで進んでいきます

しかし、とはいえシングルズ要素が満載。「池上クロスワード」が今回も用意されており、その仕掛けに気づいた時には「まじか!?」と思える要素が。

純粋な謎解きとして「美しい」と言えるかは分からないため好き嫌いはある程度わかれるかもしれません。しかし、体験中に味わえる「驚き」を考えるとエンターテイメントとしては好きですね。

池上さんの軽妙な進行も併せて、シングルズらしさを味わえる公演でした。

まとめ

簡単にですが、参加した8公演について感想をまとめました。

普段参加できない団体さんがたくさん集まってくれる「謎解き学園祭」は、参加者側としては非常に効率的に謎解きを体験できるイベント。

人を固めて参加することが基本の私にとって、初めましての人と参加することも楽しさの一つでした。

少しでもお祭りの良さが皆さんに伝われば幸いです。

なんと、次回の「最宴祭5」も開催が決定しておりますので、公式Twitterを是非フォロー下さい。

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