よだかのレコード 『TRAP MAKER』は謎解き+影牢だった。

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脱出 感想

『TRAP MAKER』に参加しました(※ネタバレなし)

にょっき
にょっき

みなさん、シルバーウィークともいえる4連休でしたが、どう過ごされましたか??観光地も徐々に人手が戻ってきているみたいですねー。
もちろんコロナは油断できませんけどね。

フォコン
フォコン

たしかに、活気が戻るのはいいことだよな。おめぇは一日は「びっくり工場」行ってたよな?他の3日間は何していたんだ?

にょっき
にょっき

さすがに、4日ともフリーというわけでもなくてね…。
週末にやるマーダミステリーの準備とかもしていたんだよ!
でも、そんな中でもオンライン公演1つ参加しているんだけどね

フォコン
フォコン

結局マダミスも含めて、おめぇの趣味じゃねぇか!

まぁ、楽しいことにこしたことはねぇな。
では、何の公演いったかしらねぇけど、感想をどうぞ!

にょっき
にょっき

ちょっと、台詞とらないでよ!!では、感想をどうぞ(二度目)

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概要

日時:9月22日  15:30~

参加人数:5名 (知り合い5名で1グループ作成)

価格:4,000円(決済手数料除く)

型:オンライン型 (制限時間は約60分くらい?)

使用ツール:ZOOM

 

よだかさんの「オンライン型」公演の第四弾ですね。

ただ、1~3の公演とは毛色が違う、「ROOM型テレ公演」という形式を採用されています。

ざっくりいうと、専用のルームを1チームで貸し切った状態で、オンラインから参加するという公演です。

ですので、同時に参加している別チームはいない状況となります。他の人に気を遣わず、のびのびできるのは楽しさありました。

割と別団体さんでは、この形式をとられているオンライン公演は多い印象です。
私が参加した「猛暑からの脱出」などもそういう形式でした。

 

今回大きく違うのは、『TRAP MAKER』という設定ですね。

 

単純な謎解きだけではなく、「侵入者を罠で撃退すること」を考えなければなりません。

ドラマチックストラテジー」という名前が付けられておりますが、謎解きしつつ、状況を把握し、適切に戦略を立てることが求められるゲームになっていました。

浅草SCRAPさんの「追跡者Xからの脱出」のオンライン版というと、謎解き好きの方はイメージしやすいかとおもいます。

 

ゲーム好きの方だとオンラインで指示する「影牢」という感じです。

影牢というタイトルを知らない方は、以下の動画よりイメージご覧ください。
(ゲーム会社の公式動画となります。)

 

ただ、どちらかというとみんなでワチャワチャ盛り上がる公演です!

ホラー要素とかは0ですので、その点は安心して参加できると思います。

STORYなど

 

この世には「罠」を仕掛けるプロフェッショナルがいる
人呼んで「トラップメイカー」
罠を仕掛け、大切なものを奪おうとする侵入者を撃退する

「トラップメイカー」の仕掛ける罠は防御率100%を誇り、世界中の富豪が彼らへの依頼を切望している。とも言われる

 

完璧で美しい罠を作り出す「トラップメイカー」
その正体を知るものはいない

今回の依頼はとある富豪からの緊急要請

所有する建物に保管されている宝石を頂くと予告状が届いたという

 

予告の時間まで残り60分

「トラップメイカー」であるあなた達は宝石を守りきる事ができるだろうか

 

このゲームはあなたたちが実際に監視カメラの映像を見ながら、現地の状況を確認し、侵入者からの侵略を防ぐ戦略的謎解きゲームです

今回も割とシンプルなストーリー。
こういっちゃなんですけど、割と「泥棒退治」って古典ストーリーといっても過言ではないかなと。

でも、古典だからこそ余計なことを考えず、世界観に入れる良さも内包しています。

 

ストーリー要約してしまうと、「宝が盗まれないように、上手にトラップしかけて撃退してくれ」ということ依頼です(笑

もちろん、「謎解き要素」もそれなりに含まれておりまして、現場に対してうまく指示しないと謎が解けないなんてこともあるので、一筋縄ではいきません。

 

また、「予告の時間まで60分」と書かれていますが、これはちょっと誤解を生む表現ですね。

この部分を読むと、「60分間ずっと準備して、一回撃退」という感じに読めますが、そんなことはなかったですよ。

割と頻繁に撃退する必要があります。

だからこそ、楽しかったです。

 

シンプルなストーリーではありますが、よだかさんらしい『話の展開』が待ち構えているとだけお伝えしておきます!!

脱出結果・感想

(※本感想に、ネタバレは含まれませんが、雰囲気も味わいたくない場合はブラウザバックください)

 

 

 

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結果

まず、結果からですが、『クリア』しております。

結構やること多くて、大謎では5人でてんやわんや状態になりました💦

てんやわんやした原因はあるんです!

ただ、その内容を言ってしまうと、ネタバレになりまして…。お伝えできないのが残念です。

たぶん、ラストは落ち着いてクリアする人のほうが少ないと思うので、ぜひ感想を語り合いたいですねー。(笑

 

相変わらずよだかさんのオンライン公演の「キットはしっかり作りこまれている」ので、少し広めのスペースを確保をオススメします。

イメージでいうと、A3くらいのスペースはあったほうがいいかなと。

最初のアドバイスでも、スペースについては運営さんより通達あるんですが、そこから確保だとPC動かしたりしないといけないため、事前に広い場所でPCを開けることをオススメします!

フェーズが進むごとに、同封されている封筒を開けていくので、最終的には自分の周りが紙だらけになること間違いなしです。(笑

 

なお、本公演ヒント集という形でのヒントはありませんでした。

基本的にインタラクティブな公演で、貸し切りのため、スタッフさんが適切にアドバイスくれる感じですね。

私たちも、無駄なことをしていた時に、「そろそろ罠を作った方がいいんじゃないのか?」とか進行を促されるアドバイスありましたからねー。

たぶん、そこでやってないと時間オーバーしてたかもしれない💦
(単純に私たちがいらんことしてただけですけどw)

感想

一言でいうと、「謎解き×影牢×戦略」という公演でした。

 

最初に抱いていたイメージと大きく変わらない要素が多かったです。

一方思っていた以上に想像力が求められる部分がありました。

たしかによく考えれば、戦略をたてるというのは、「状況を整理し、先を予測する」というサイクルです。

罠は先を予測しないといけないと成立しません。
となると、想像力を求められるのももっともだなと。

次に何が起こるか?侵入者はどう動くか?など想像するのが楽しかったです。

 

実際に罠を仕掛け終わり、侵入者が到着すると、もうこちらからは何もできません。

罠がちゃんと作動するか、ただただ祈って見ていることしかできないのです。

その時間は監視カメラにくぎ付けでした(笑

 

罠の製作は完全に現地調達スタイルという謎の縛りもありました。

まぁ、でもこうしないと、無限に罠が作れてしまうので、アイテム制限と思っていただければいいかと思います。

現地調達で敵を撃退するって…「こちらスネーク、聞こえるか?」という声が頭に…(笑

しかも、スネークを想起させるようなポイントが別にもありまして、もしかして製作者の方はメタルギア好きなのかな?とか無駄なことを考えていました。

良かった点、気に入った点

個人的に今回よかったのが、「ノリのよさ」です。

本公演は現場に潜入している先輩に、「探索」「罠制作」「罠設置」すべてを依頼しなければなりません。

そうなると、自然と多くなる先輩とのやり取り

このやり取りが面白かったことが、公演の満足度をあげましたね。

侵入者を撃退した時にこちらも「いえーい!」といっていると、先輩に「その感じ好きよ」と言われて、あ、これは全力で楽しんでいいやつだと気づきました(笑

 

そこからは、先輩をほめてポイントをもらう「謎の競技」を行いつつの、謎解きでした。

 

いや、残り3人はまじめに謎解きしていたからこそ、私は遊んでいましたけど。(笑

ちゃんと、ストーリーとか状況は適宜把握しないと、ハッピーエンドは迎えられないので、遊びすぎないように注意してくださいね!

そういうようなノリの良さを演者さんが作り出してくれたことが楽しさの一因でした。

でも、これは回によって、演者さんが異なるので、そこに依存する分もあると思います。

 

 

また、『ZOOMの利用』方法が面白かったです。

すでに公式ホームページに書かれているので、問題ないと思いますが、今作は監視カメラが謎解き・罠仕掛け等に重要な要素になっています。

むしろ、私たちは現地にいないので監視カメラでしか、情報を取得できません

ZOOM会議の中で、監視カメラの映像をリアルタイムで見ることができるんですね。

うまくギャラリービューでみると、ZOOMが警備室の画面(セキュリティセンター)みたいに見えてきて、面白い使い方だなと。

あえて、私たちは顔出しでやっていたのですが、警備室感をもっと出した方がより楽しめたかな?と後から少し後悔しました。

特段、私たちの映像は必要ないので、『参加者の映像OFF』で「ギャラリービュー」にするのが一番雰囲気出ると思います。

 

ノリの良さを強調していますが、大謎は複数の要素が絡みある、少し複雑かつ忙しいものになっております。クリアするには『想像力』を大切にしてください。
悪かった点、気になった点

今回一番気になったのは、あるギミックです。

詳しく書いてしまうとネタバレになりますが、必要ツールに書かれていない、別ツールを利用する必要がありました。

すごく一般的にみなさんが使っているツールなので、問題ないと思いますが、ちょっと不親切だったかなと。

謎に絡むため、おそらく伏せてあると思いますし、これ以上の言及は避けますが、もしかしたら人によってはすごく時間がかかってしまう可能性あります。

(おそらくそういう時は時間がなんとなく止まる気がしますw)

 

また、BOSSも登場するんですが、『威厳がなかった』のも気になりました。

先輩のノリの良さが楽しかっただけに、BOSSも演じきってほしい部分です。

BOSSは司会の役割もかねていたので、難しい要求かもしれませんが…。

 

こうやって考えると「司会」と「役者」を両立させるのって運営側の難易度が上がると思います。

司会としては、「確実に必要な情報を伝えきらないといけない」という最大の役割を保持しています。

その役割を保持しつつ、しかも演じながらとなると、専門性がもとめられる領域ですよね。

オンラインで距離があるからこそ、『演じることで作り上げる世界観』が重要になってくるとあらためて感じましたね。

 

 

あと一点、『罠の製作』についてです。

基本的に、罠をどう使うか。で色々と考えることはあったんですが、制作に関してはかなり一本道でした。

もちろん60分という制限時間があるため、制作過程でカットされた可能性はあります。

ただ、せっかく現地調達という縛りがあるので、そこを謎に組み込むとより「現地調達感」がでてきて満足度があがったかなと思います。

 

次回作がありそうな感じでしたので、そのあたりのブラッシュアップを期待しています!!

総合評価

 

ということで、いつもの総合評価です!

 

難易度 : 6/10  (難易度が適切か)
世界観 : 6/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 6/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 8/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みがあるか)
論理度 : 6/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導があるか)
合計 : 32/50

 

ということで、30点を超えていますので、「オススメ公演」となります!

ただ、参加を検討される方は「どういう要素の公演か」をしっかり把握されたほうがいいです。

いっぱい謎を解きたい!という方には参加されても満足度が低くなる可能性があると思います。

割と、キットの郵送代を含めての価格設定になっておりますので、少し参加費高めなんですよね。

 

そういう前提条件を理解したうえで、「おもしろそう!」と思われた方は、想像通りの展開+びっくりする展開が待ち構えているので、満足できると思います!

 

今回は、いつでもアドバイスもらえる状況ですし、「自分たちしか参加できない」ため、初心者のかたでも参加しやすい公演だと思います。

オンラインの良さは、住んでいる場所を問わないことと、コロナのリスクがないことです。

わたしも職業柄、謎解き以外で出かけることはかなり減らしております。

病院勤務の方や、ご家族の構成等によっては、いまだに外出に制約が多い謎解き好きの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そういった方には、仲間内でチームを組んで、ワチャワチャ楽しみながら参加するのに適している公演ですのでオススメです。

 

にょっき
にょっき

これをリアルでやりたいなとも思いましたが、オンラインの良さもある公演でした。私が購入した時はすぐに完売していたので、11月以降のチケット発売日はチェックですね!

 


なお、よだかのレコードさんが無料で「漫画×謎解き」の問題を作られております。

私もやりましたが、普通に一問まちがえましたし、最後の問題結構時間とられました…。

電車の中でもできるので、是非通勤・通学中などにトライしてみてください。

 

また、よださかさんのオンライン公演は他にも3種類あります。

1つは感想記事書いておりますので、そちらも併せてごらんいただき、興味を持った方に参加いただけると幸いです!

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