【体験談】上方謎の園2 プチ記録(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴7年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。

今回は「点数表記」はございません。各公演の雑記となります。


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【上方謎の園2】の概要

関西で活動している『学生団体』が集まって謎解き公演を開催するフェスとなります。

神戸三宮のビルの1フロアを貸切って各部屋で行われるフェスです。

参加者はクラファンを通して参加公演数を確保するような形で、公演に参加しました。

コロナで学園祭などがなくなり、学生の謎解き公演を発表する場がなくなっていることへの打破から始まったと聞いています。

今年は去年と比べて、「やりたいことを詰め込んでみた!」という制作者の気持ちを感じる部分が多かったように思いますねー。

各公演感想

それでは参加した各公演の簡易感想です。KGさんだけは参加できなかったので、感想書けない…。(参加人数上限がすくなかったので、参加難しかったのです)

Xcape「水底の生還者」

タイトルやビジュアル通り「潜水艦」がテーマの公演でした。会場準備のお手伝いで1日前にはいっていたため、テストプレイを参加させていただきました。

潜水艦って密室ですし、一歩間違えば危機的状況ですし、謎解きとしては最適なシチュエーションですよね。

去年とのボリュームの差にびっくりしました!

今までに見たことのない謎がありました。「こういう謎もあるんだー!」と凄く新鮮な気持ちで解かせてもらえて楽しかった。

また、「小道具」の量はかなり多かったと思います。手作りながらも、いろいろと工夫されたものが多かった!

大謎自体も面白かったんですが、やることが結構多かったので、もう少し情報量をスッキリさせてもらえると大謎自体をより味わえた気がします。

後は、チェックポイントが重複しやすいつくりだったのはプレイしにくさにつながっちゃうかな。

ハードナッツ「のほほん生活 なぞときアイランド」

2つめはハードナッツの新作公演に参加。全然のほほんできない!

いや「のほほん」感をめちゃくちゃ上手に醸し出しているんですが、謎解き公演でゆっくりできたことなど一切ないから想定内ではあるんですが(笑

ビジュアル含め、デザインめちゃくちゃ統一されおりとても良かった。

一般向けとは言いにくいまでも、バランス感は一番良かったと思います。大謎は簡単ではなかったので、我々は脱出失敗しましたが…。

また公演自体の「構成」がとても好き。「謎の園に来る人は謎解き好きな人しか来ないよね。」そういう参加者への信頼感を感じました。

こうやって、公演後に楽しそうに写真を撮れるようにしてくれている点は素敵ですよね。失敗したとしても「楽しそう」な写真が残るのはとても良い。

大謎は少し導線が薄めな感じがしたのと、この回答もいけそうだけど…というのが個人的には少し気になりました。

ただ、制限時間と同時に大謎を班メンバーが解いてくれたので、不十分というわけではないでしょう!

オマージュ元がわかるとより楽しい公演ですね。

F-enigma「Dissolve」

想像していた公演と全然違いました。いい意味で期待を裏切られた。

大謎思いついた時に大盛り上がりする公演はなかなかないから、良いものを体験できましたねー。

今回参加した公演のなかで一番好き。

完全に公演に慣れている人向けの公演ではあったと思います。

小問の難易度も結構高くとっつきにくい問題もちらほら。同時にストーリー上で生じている出来事もきっちりとした整理が必要。

でも、楽しかった。大手だと絶対修正されていそうなバランスでしたが、粗削りながら制作側の「やりたいこと」がとても伝わってきました。

もし再演がある場合は、SCRAPだと少し飽きてきたな。くらいの人にオススメしたいです。

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E-Link「10分で爆発する部屋」

当日券にて参加しました!出身校ということもあり応援していたんですが、10分でギュっと凝縮されたいました。

何よりその時は最速でクリアできたのは素直に嬉しい。(後で抜かれたけどw)

本当に公演が10分のため、参加者としては焦る焦る(笑

余計な設定とかSTORYがないので、10分でもプレイしやすかった。

謎自体の難易度は絶妙にコントロールされていて、成功・失敗紙一重な感じだと思います。

公演後にボタンの構造を教えてもらったんですが、「なるほど!!」ってなる仕組みでした。物品っていろんな作り方があるなーとただただ関心。

60分フルで頭を使い続ける難易度の高い公演が多かったので、こういうサクッとできる公演があったのも全体にとってプラスになっていた気がします。

ENIG-ROID「ようこそ!エニグロ免許センター」

ラストはエニグロに参加。これまで重ための公演が沢山あったので、脳力に不安がありました(笑

最初のストーリーシートの時点で目が滑ってたんですが、無事にクリアできてよかった。6人を4人でプレイしたんですがギリギリでしたね。

緊急事態なのに法律は守らないといけない。どこぞの熱血主人公だったら「お役所仕事してんじゃねぇ!」って無視されるような設定でした(笑

大謎の発想はとても好きだし、同卓の人がその可能性言ってくれた時に「おぉ!それだ!」ってなる楽しさがありましたね。

チェックポイントに行く回数などはもう少し減らしてもらえると有難いかなー。

後は、文章量がかなり多めだったので、「絶対に読むべきところ」と「フレイバーテキスト」部分を分けてもらえるとよりプレイしやすくなる印象でした。

「ALL or Nothing」

フェスとしてのMVPはこの企画だと思います。

各公演自体へは運営が入り込めない中で、フェスに「横ぐし」をさせていたのは、素直にすごい。

謎解きではなくミッション系の「全体戦」。とはいえ、ポイント上位の人には商品があるという絶妙なバランス。

しかも、他者と協力しないと解けないようなものがあったり、土地勘が優位に働いたり、SNSの力がプラスになったりと、ミッションは多種多様。それぞれの質もかなり高かった。

なにより隠しミッションがめちゃくちゃ面白い。ネタバレ解禁されているけど、見つけた人凄い!!

謎解き好きの「楽し事は積極的にやってやる!」という姿勢をたくさん見れて、熱量を感じて嬉しかったです。

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