【謎解き・感想】XEOXY『あやかし奇譚変化』で5匹の妖怪と出会いました。

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴5年の筆者(にょっき)が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解きに興味がある方。
・気になっている公演だけど、参加するか迷っている方。
・脱出ゲームの参加は「雰囲気」で決めたい方。
・筆者のクリアの成否で難易度を確認したい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
にょっき

今日はXEOXYさんの「あやかし奇譚変化」の体験感想をお届けします。

なんと、こんかいフォコン君にピッタリの公演だったよ!

フォコン
フォコン

XEOXYさんの遠征公演が開催されていたんだな。
ん!?おいらにピッタリ!?どういうことだ!?

にょっき
にょっき

なんと今回のテーマは「妖怪」

木狐の妖怪である君も出演できるくらい、色々な妖怪と出会ってきたよ。日本の妖怪はかわいいやつが多いよね。

にょっき
にょっき

今回は「34/50点」でしたね。

なお次は名古屋公演は『11月15日』に1日だけ公演予定です。
中部地方の方は、是非チケット残数確認してみてくださいね。

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【あやかし奇譚変化】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:10月31日(土) 10:00~12:00
  • 参加人数:6人(6人で1チーム)
  • 価格:3,500円 (前売り価格)
  • 型:ホール型
    ※コロナ対策のため、検温等あり。

今回もホール型の公演です。

テーブルに座ってまったり解くかと思いきや、チェックポイントに奔走するため、机にいる時間は40分くらいの楽しい公演でした。

ストーリーで詳細はふれますが、日本の妖怪のお話ですので、スタッフさんが妖怪に扮しております!

みなさん「和装」されており、その着こなしが素敵でしたね。
(特に女性スタッフで、男性の着物を着られていた方の着こなしがかっこよかった)

それだけで、雰囲気が倍増していたので、参加者側にも良ポイントでした。

くしくも、10月31日でハロウィンの日でしたので、こちらも洋風のお化けの服装に扮して、妖怪大戦争やればもっと楽しめたなー🎃

参加者でも和装されている方がいたので、私もせっかくなら着こなせばよかった!

ストーリー(背景)

肝試しに訪れた山奥の神社。
突如現れた妖しげな光に誘われるようついていくと、気がつけばそこは妖怪の世界だった!

あたり一帯を跋扈(ばっこ)する妖怪変化、魑魅魍魎(ちみもうりょう)。
彼らに見つかってはならないと、本能が警鐘を鳴らす。
もと来た道をたどるものの、一向に現世への道は開かれない。
慌てふためくその前に、狐面の男が現れた。

「一時間以内に帰らなければ、妖怪になってしまう」

妖怪世界の掟をかいくぐり、人間世界へたどり着け!

※公演内容にホラー要素はございません

ちょっと、ありがちな設定ではありますが、
簡単に言うと、妖怪の世界に迷い込んだので制限時間までに帰りましょう!
というお話となります。

これ、なぜありがちなのか考えたんですが、そもそも日本の妖怪のお話で「狐」が登場することが多く、狐がその役割を担うケースが多いんですよね。

狐自体は神の使いであると考えらえることも多く、お稲荷さんに象徴されるように崇められることが多いです。

一方で、「人を化かす」という性質ももっており、いたずら好きな性格のため、妖怪世界に連れていくストーリーが古来より多く残っているようです。

有名なところでいうと、「狐の嫁入り」についていくと、異世界に飛ばされるというのは皆さん一度は耳にしたことあるんではないでしょうか?

設定自体は妖怪話の大道というところですが、大道だからこそ世界観に入り込みやすかったと感じております。

【あやかし奇譚変化】の結果

結論ですが、今回も成功しております!

XEOXYさんの中では「簡単」という評価を聞いていたんですが、そんなことなかったです!

ただ、他の参加した公演と比べると、「物量(問題数)」は確かに少なめでした。

その分、別の要素に振られておりまして、その要素で考えたり作業するケースが多かったです。
(ある本公演の特殊な要素を成功写真から見つけられるかも 笑)

 

XEOXYさん、連続クリアになっているんですが、はじめて「ヒントをもらわず」にクリアできた気がします。

毎度、謎の個数が多いため、絶対解けない問題が出てきて、ヒントもらってましたが、今回は謎の総量が少ないので、その必要性がなかったですね。

一方でお話はしっかり理解しないと、最後に「何をすればいいのか」を見失う可能性があります。

謎の数をこなすよりも、ストーリーに入り込むことが得意な私には向いている作品でした。

ちょっとしたおまけ要素まで用意されていたんですが、そこまで時間に余裕はなく、その点はまだまだ実力不足ですね💦

しかも、そのおまけ要素が割と素敵だっただけに余計に悔しいです(笑

ちなみに、私たちはとある問題で、伝達ミスを起こしまして、不要な時間をかなり使いました。

本公演に限らず、どんなに急いでいても「殴り書きはNG」ですよ!(自戒)



【あやかし奇譚変化】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

最大に良かった点は「雰囲気づくり」です。

前半でも触れましたが、スタッフさんが全員和装であるだけでなく、音楽・小物すべてが”和”で統一されていました。

特に制限時間残り10分でかかる音楽が個人的に印象深いです!

そんなこと言うと、同行者にはギリギリだったんだから、残り10分時点でそんな余裕なかったでしょ!と怒られそうな気もしますが(笑

妖怪の世界に迷い込んだ設定を十分に生かすための、謎の作り方・使用する小物まで統一されていた点にこだわりを感じましたね。

ただ、やはり大阪では「貸会議室」での公演になるため、そのあたりの無機質感は残っていましたが…。

こちらは、東京公演などではもっと装飾や、ライティングなどこだわりがあったのであれば、やはり東京公演を体験してみたいですね。

営利を無視したことにはなりますが、参加者も「仮装したら値引き」などがあると、より会場全体が妖怪の世界観がでてきて、全体の満足度が上がるかもしれません。

私はそういうの喜んで参加するタイプです(笑

悪かった点、個人的に気になった点

1つ目は「前半のとある仕掛け」です。

ネタバレになるため、仕掛けの内容には振れませんが、これが面倒だと感じる人が一定数いるのではないでしょうか?

私のチームメイトもその点、割と苦手にしている人がいたのも事実です。

個人的には、この仕掛けは「全体の雰囲気統一」に大きな役割を担っていると思っているので賛成派です。

部分だけをピックアップすると、少し面倒な要素かもしれません。
ただ、そこに時間をかけてもいいような物量に設定されているので、安心して取り組んでいただきたいですね。

2つ目は、「チェックポイントの回数」です。

今回はチームメイト全員でチェックポイントに向かう必要がありました。

もちろん全員でいったからこそ、楽しいようなワチャワチャ要素もあったのですが、ちょっと回数が多かったかなと…。

ホール型の割に行ったり来たりをしていたので、少し落ち着く時間が欲しかったです。(笑

個人的には、日本だから大丈夫と思いつつ、チームメイト全員が席を離れるというのは、やはりどことなく鞄などの不安があるんですよね💦

全員で行く必要あるの?と思うポイントもあったので、「必要な時だけ全員でチェックポイントに向かう」という方針でもいいかなと思いました。

割とウロウロする時間が多かったので、机の上が散らかりまくっていました(笑

必要なタイミングだけに絞ることで、その辺の整理の時間も生まれるかなという印象です。

【あやかし奇譚変化】の総合評価(50点満点評価)

難易度 : 6/10  (難易度が適切か)
世界観 : 8/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 7/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 6/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 7/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
合計 : 34/50
今回は34点なので、『オススメ公演』となります。

特に、物量より雰囲気重視の公演が好きという方にオススメです。

前回参加したパレットの物量が10としたら、今回は6といったところでしょうか。

それでも、妖怪の世界で実行しないといけないことは沢山あるので、物足りなさを感じることはありませんでした。

初めて脱出ゲームに参加する方には、ちょっとだけ難易度が高いかもしれませんが、チームメイト全員が初心者とかでなければ、ステップアップには非常に適切な公演ですね。

ゴリゴリの問題を解くというよりも、

  • 今、どういう状況なのか
  • 次に何をすれば、ストーリーが進みそうなのか
  • 最後の謎で「自分たちが必要としているものは何か」

など、脱出ゲームで必要な要素が、妖怪という馴染みやすい設定の中でうまく散りばめられています。

私たちが参加した会も「3/4」成功でしたので、参考にしていただければと思います。


なお、XEOXYさんの次回の大阪公演も2本決定しております。

  1. PHANTOM ORDEAL 11/21~11/22
  2. 冥土パラダイス 12/12~12/13

冥土パラダイスのチケット発売は『11月7日21:00~』ですので、気になる方は要チェックです!

 

にょっき
にょっき

まだチケット取れていないですが、12月もXEOXYさんの公演があるとすると連続参加記録が延ばせそうですね。
それにしても、新作がでるスピードが本当にすごいです!!

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