【体験談】SCRAP『​ようこそ、ゼペット教授の異常犯罪相談室へ』で捜査に明け暮れた(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴6年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
くっすん

今回はSCRAPのイベントのご紹介。
年末に東京遠征に行った時の、感想記事となります。

現在は東京のみの開催ですが、全国でやって欲しい公演。

 

フォコン
フォコン

過去にやっていた、「歌舞伎町探偵セブン」の続編ということだな。

周遊型で実際に歌舞伎町をウロウロする珍しいコンテンツだったよな。

過去のイベントに参加してないと参加できないのか?

にょっき
くっすん
私も1作品しか参加してないですが、十分楽しめたので問題なし。
ただ、過去の作品とのつながりはあるようです。
ただ謎解きではなく『推理ゲーム』のため、少し毛色は異なります。
本当に刑事になった気分で参加するとより楽しめそう。
にょっき
くっすん

今回の総合評価は『41点/50点』

情報を整理し、最後まで推理を楽しめる公演。

犯罪者と関わりながらゲームが進むスパイスが絶妙でした。

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【​​​ようこそ、ゼペット教授の異常犯罪相談室へ】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:2021年12月26日(日) 10:10~12:00
  • 参加人数:1チーム:最大4人
  • 価格:3,400円(グループチケット購入)
  • 型:???型

2021年の12月24日からスタートした公演に、開始3日目で参加してきました。歌舞伎町セブンはいままで周遊型だったんですが、4人一組で「時間制限あり」というところに惹かれて参加。

結論的には、参加できて大変満足しております。

型としては???としていますが、「個別に区切られたホール型公演」といった形式。ただし司会の方がいるわけではなく、各班が10分ずつずれた状態で捜査開始していきます。

自分たちの捜査スペースはチームメンバーのみしか入れないため、他のチームが干渉することはありません。(チェックポイントは一部重複することがあり)一方で隔離されているものの、ルーム型のような探索要素はありません。捜査に集中可能

上記要素も含めて最初から最後まで没入感が高めの公演になっていました。

ストーリー(背景)

セブン探偵事務所の一員となったあなたは、歌舞伎町のはずれにあるビルにやってきた。

鉄でできた重厚な扉を開くと、目的の人物はあなたを迎え入れる。

「ようこそ、我が相談室へ…。それで、一体どんな事件なのかね?」

待ち受けていたのは、異常犯罪捜査のエキスパートであるゼペット教授だ。

しかし、気をつけろ。あなたに優しい笑顔を向ける彼は善意のアドバイザーなどではない。

彼こそが、3年前に世間を恐怖に陥れたあの猟奇殺人事件を起こした張本人なのだから。

それでもなお、猟奇殺人鬼の思考に精通している彼の元に、助言を求めてくる人は絶えない

「これは、殺人鬼からのラブレターだよ。君に、彼の愛は紐解けるかね?」

彼のアドバイスは天の導きか、それとも悪魔の誘惑か。

あなたは犯人の思考を読み解き、この不可解な事件の真相にたどり着くことはできるだろうか。

ストーリーがあるように、イベント中に実際に「ゼペット教授」と面会するタイミングがあります。犯罪者であるゼペット教授に出会うことになります。

猟奇殺人を推理する中で、猟奇殺人者にアドバイスを求めるという、まさにドラマ。それを刑事サイドで味わえるのです。

ゼペットからどんなアドバイスが与えられるかは、是非参加してその目で確かめてください。

【ようこそ、ゼペット教授の異常犯罪相談室へ】の結果

推理は順調に行えたんですが一歩犯人の思考に届かず、犯人にはたどり着けませんでした。『失敗』

我々が参加した時でクリア率5/52とかだったので、なかなかの難易度を誇るコンテンツになっていました。

でも本当にあと一歩だった…。久しぶりにめちゃくちゃ悔しさが残るエンディングを迎えましたね。2022年は謎解き力を上げたいと決意するほどに悔しかった。

今回は推理系のイベントにしては珍しく、前半はすごく順調に進んでいたんです。正直途中は順調すぎて「この難易度でもクリアできるようになったんじゃない!」と思えるほどに。

それでも犯人の心理を推理しきることができなかった…。後3分あれば絶対辿り着いていたのでもう少しどこかで短縮できていれば…。

1月末でも15%くらいの成功率になっているようですので、これから参加する人は心して捜査してきてください!

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【ようこそ、ゼペット教授の異常犯罪相談室へ】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

話の展開」が非常に私の好みでした。最後に明かされる要素も純粋に「やられた!」と思える驚きでしたし、クライマックスへ徐々に話が盛り上がっていく展開が素晴らしかった。

謎解きを期待する人にとっては、作業に感じる要素もあるかもしれません。それでも、推理小説や刑事ドラマが好きな人には幅広く勧めらるイベント体験できる2時間ドラマといった感覚です。

謎解きに興味のない人でも、上記の要素にアンテナがある人は是非あの世界の登場人物になって欲しいですね。

私の参加回では「演技・演出」も良かったです。この演技の質で体験価値が結構変わってしまうかもしれません。

やはり目の前に異常犯罪者であるゼペットと会話ができる体験こそ、このイベント最大の面白さなので、ゼペットの狂気が濃いほど世界観が深まります。

私の参加回は近寄りがたい雰囲気も完全に出ていたし、人を嘗め回すように見る視線とか、恍惚な表情とか素晴らしい狂気を纏われていました。

悪かった点、個人的に気になった点

情報量の多さ」が人によっては苦痛に感じるかもしれません。情報に溺れそうになるほどに様々な情報がでてきますし、それなりの文章量もあります。文字情報が苦手な人は少し大変かも…。

その中から自分に必要な情報を見つけ出す過程が楽しかったんですが、それが苦手な方は苦痛に感じる可能性はあります。

また私レベルの能力だと一人では整理しきれない情報量のため、参加しているメンバーと必要な情報を適切に共有しないといけません。参加するメンバーによっては、そこがフラストレーションになる可能性もありますし、謎解きよりリスクが高めな印象。

「大謎」は賛否が分かれるでしょう。私は好物ですし、多くの人が楽しめると思います。

ネタバレ回避のため詳細は語れませんが、大謎に関して、情報の非対称性を感じて納得感が薄くなる人もでるでしょう。

【ようこそ、ゼペット教授の異常犯罪相談室へ】の総合評価(50点満点評価)

難易度 : 8/10  (難易度が適切か)
世界観 : 9/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 8/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 8/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 8/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
評価点 : 41/50

今回は合計得点が41点となり、逃すと凹む公演となります。

謎解きではなく、最初から最後まで「推理に没頭」できる公演。
二時間ドラマの主人公に成り得る体験ができるため、推理小説が好きな人には刺さる。

全体的に「暗い雰囲気」など歌舞伎町セブンらしい尖っている要素もあり、少しでも興味のある人は怖がらず参加してみ欲しいです。

ホラー苦手な私が少しだけびっくりすることはあっても、ホラー的に怖いと思うことはなかったのでホラー苦手な方も大丈夫。

何かを語るとネタバレに成ってしまいそうな気がして、いつもより語ることのできる量が少ないのが残念。とりあえず、公式HPの雰囲気でピンときたら参加して損はないと思います。

4人集めればチームが完成するため、情報共有のしやすさやなども含めて、お友達・ご家族でチームを組んでみるのはいかがでしょうか?

にょっき
くっすん

推理系のイベントって消化不良になることも多いんですが、自分のチームだけで物事が完結するため、そういうストレスは解消されていました。

これは是非シリーズ続けて頂きたいです。

コメント

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