今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴7年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
※今回は先行体験参加のため、実際の公演と感想が異なる可能性があります。
<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。
今年もUSJのコナンが開催決定!!
USJコナンの中では「過去最大問題数」とのこと!?
今回は『先行体験』で参加してきました。
先行体験!?
一部の人しか参加できないのに行けたのか?
SCRAP団員限定で募集していたため、当たらないだろうなと思いつつ応募。
そうしたらまさかの当選だったんだよね!
USJにも入らせてもらえるし、すごくありがたい当選でした。
先行体験のため写真は少な目です。
まだ昔のUSJコナンには戻り切っていない印象。
謎解きというよりも「推理」重視でした。
【黒鉄の序幕(プロローグ)】の概要・ストーリー(背景)
概要(値段・人数・型など)
参加日時 | 2023年2月16日(木) |
参加人数 | 2人 |
価格 | – (通常は3,600円) |
型 | 特殊型 |
コロナで一時期中断していたコナンザエスケープですが、昨年より復活!2023年も映画公開と紐づきで開催されております!
【開催期間】2023年2月17日(金)~7月2日(日)
期間も半年ほどありますが、USJ内での開催のため、気軽な参加は少し難しい。
年パスなどがない場合は、USJにおける他のCOOL JAPANの運営内容なども合わせて検討したほうがよいですね。
なおコナンの参加費とUSJの入場料金は別で必要となっておりますので、参加するのに実質1万円以上必要になりますのでその点は注意しましょう。
ストーリー(背景)
【ストーリー】
鈴木財閥が支援する気鋭のIT企業「デジクオーレ・ジャパン」が開催する、新作AIのお披露目会に招待されたあなた。
会場には、コナンに蘭、小五郎や園子に加え、沖矢の姿も…
そしてコナンと連絡を取っていた灰原は、その企業名に引っかかりを覚えていた。この日公開されるのは、これまでの捜査の常識を覆す最新テクノロジー、“推理するAI”。
捜査機関への公開に先駆け、華々しくお披露目されるはずだったのだが…
突如、会場中に警報が鳴り響く!
「この会場には“犯罪者”がいるーー」
不穏な声を発したAIによりモニターに映し出されたのは、悪意のある加工を施された招待客たちの画像だった…!! このままでは、あなたが“犯罪に手を染めた”という偽りの画像が、永久にネットの世界で拡散されてしまう…出入口は封鎖され、AIは個人情報を人質に10億円の身代金を要求する。
これはAIの暴走なのか、それとも…!?
刻々と迫るタイムリミット。身動きの取れない建物の中でヒントを集め、無事この危機から脱出することができるか!?
https://www.usj.co.jp/web/ja/jp/events/universal-cool-japan-2023/conan/escape
今回の物語は「AI」が深くかかわっている模様。
テーマとしてはなかなか面白くて「デジタルタトゥー」を偽造されて、身代金を要求されているんですよね。
ただ、我々みたいな一般人で画像偽造されたとしても「偽造」と証明してさえもらえれば、そんなに困らないんじゃないかな…?とは思いますが、それはそれ。
事件が目の前で起こっているのでは解決せなばなりません!
AIが関わるし、デジタルタトゥーだし10年前では考えられなかったようなテーマですね。
今年の映画は「黒の組織」が絡むみたいですし(公式動画出ている)、謎解きとどう絡んでくるのかを楽しみにして挑戦しました。
【黒鉄の序幕(プロローグ)】の結果
無事に○○して、クリア扱いとなっております。
写真をめちゃくちゃ取りたかったんですが、先行体験では禁止されていたため、外で売っていたチュリトスとクッキーの写真にしておきます(笑
コロナ以前のUSJコナンと比べると、まだ移動がおとなしくて、体験に振っている感じが強かったです。
率直に「いっぱい謎を解いたー!」という感覚はあんまりない。
タブレットでのシステムは面白い部分もあったので、そのあたりはUSJならではの取り組み。一方でそこでストレスを感じることもありました。
チュリトスとクッキーはクッキーのほうがお勧めです!最後までチョコたっぷりでしたよ。
【黒鉄の序幕(プロローグ)】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
演劇パートが面白い。
コナンザエスケープの楽しみでもある、演劇パートは今年も良かったです。
演劇部分は去年が良すぎた(笑いも、カッコよさもあった)ため、そこよりは満足度低めでしたが、絶対評価だと十分に楽しめます。
今年から「沖矢昴」も登場しており、毎年きっちりイケメンが登場してきますねー。
個人的には「鈴木園子」役の方が推し。台詞のいい方などが、原作にかなり似せてくれていますし、雰囲気もばっちりで毎年楽しい。
原作で園子自体が好きというのもあるんですが(笑
またタブレットの仕掛けで興味深いものがありました。
AIというテーマもあって、タブレット自体でできることが増えている印象です。この機能通常の公演でもうまく使ってほしいなと思える要素もちらほら。
悪かった点、個人的に気になった点
大謎までの道筋。
ネタバレ回避しますが、「いや…○○したかったけど、それは与えられた情報的に無理じゃない?」となる部分がありまして…。
それが起こってしまう理由を考えて、何となく察するところあったんですが、絶対に解消したほうが良いと思います。
先行体験に参加した知り合いにそれぞれ聞いてみたんですが、全員「○○したかったけど…」となっていたので。
個人的にかなりモヤモヤしたので、アンケートがあれば記載したかったレベルでした。謎解きとしては満足度を大きく下げるクリティカルな部分でした。
後は細かいストレスがちらほらありました。
中でも一番気になったのは、最初の座席が「奇数」であったこと。
2人一組のため、偶数での参加を強く公式からオススメしているのに、なぜ奇数にしているのかが謎。
お隣の組は、通路を挟んで座ることになっていたので、少しコミュニケーションがとりにくそうでした。
後、毎年ですが「筆記用具」はありませんので、メモを取りたい方は持参が必要です。
【黒鉄の序幕(プロローグ)】の総合評価(50点満点評価)
あえて当選しなかった前提で参加したとしたら…で採点してみます。私は年パス持ちのため、参加費だけがかかっている想定。
難易度 | 難易度が適切か | |
世界観 | 世界観にブレがないか、のめりこめるか | |
斬新度 | 新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか | |
ワチャ感 | 参加者が盛り上がれるような仕組みの有無 | |
論理度 | 各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無 | |
合計点 | 29/50 |
今回は合計得点が29点となり、謎解きをがっつりしたい方にはお勧めはしません。
ただ前段の大謎までの道筋のマイナス要素が解消されていたら、論理度は全然変わってきますので、あくまで先行体験としての点数です。
ただ「演劇を見たい」方やコナンファンの方は、イベント中に楽しめるポイントが別にあるため、お勧めしやすいかな。
謎解きとしては「SPY FAMILY」の方が楽しかったかも…。こちらは無料でできますので、期間中にUSJにいったら是非チャレンジしてください。
ただ「SPY FAMILY」も始まったばかりのためか、配布終了までの時間がかなり短くなっております。
9時台になくなることもあるようですので、公式情報やTwitterなどで事前に調べることをお勧めします。
最後にグリーティングもあって、ロイド達に会えますので、ファンのかたは嬉しいと思います。
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