【体験談】SCRAP「謎だらけの孤島からの脱出」は自由のある面白さ(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴5年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
くっすん

引き続き今回は2021年12月に東京遠征に行った時の記事。

2年ぶりに東京ミステリーサーカスを訪問。

「謎だらけの孤島からの脱出」に参加した感想記事です。

フォコン
フォコン

前回訪れてから二年も経っているのか!?

一年に数回行っていたことを考えるだいぶたったな。

今回はどういうイベントだったんだ?

にょっき
くっすん

とある事故により、孤島に不時着した人物のお話。

『食料システム』があり、食糧確保を行いつつ、島からの脱出を目指す!

このシステムがいいスパイスになっている公演でした。

にょっき
くっすん

「遭難」×「謎解き」の相性は非常に良かった。

食糧確保、謎の言語や民族、世界観がきっちり構築されていました。

難易度は少し高めですが、ゲームが好きな方は楽しめると思います。

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【謎だらけの孤島からの脱出】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:2021年12月26日(日) 10:10~???
  • 参加人数:1人~4人
  • 価格:3,500円(グループチケット)

上記価格は日程によって異なります。役割分担が忙しい公演のため、グループチケットがおすすめ。

開催期間の延長が決まり、2022年4月3日まで開催されています(1月24日現在)

4人一組のため「ホール型」ではあるんですが、自由行動の多さなど若干ルーム型の要素も内包されていました。

基本的に『どういう風に進めるかは参加者の自由』という、かなり独特な公演

情報が詰まったノートが渡されるため、情報の取捨選択、どの要素から進めていくかも自分たちで考えます。そのため、謎解き初心者の方は、「何していいのか分からない」となってしまうかもしれません。

ゲームで例えると、普段の謎解きがルートが決まっているRPGとすると、本作品はプチオープンワールドのRPGといったところ。

「自由度高めの謎解き」という言葉にピンと来る方は参加して損のない公演だと思います。

ストーリー(背景)

あなたが漂着したのは絶海の孤島。

サバイバルの役に立ちそうなものは何も持っていない。
大声で助けを呼ぶも、誰からの返事もない。

あなたの体力はもう限界。食糧を見つけなければすぐに動けなくなってしまうだろう。

生き延びるために、島の探索を始めるあなた。しかし、ここには数多の謎があった。

独自の文化を形成する、未知の部族。
入り口に巨大な石像がそびえ立つ、封じられた洞窟。
海岸に響き渡る、奇妙な儀式の声。

食糧のありかは? 脱出の方法は?
この島に隠された大きな秘密とは?

すべての謎を解き明かし、この孤島から脱出せよ!

シンプルに「遭難した孤島からの脱出を行う。」というタイトル通りの分かりやすいシナリオ。

食料を見つけないと餓死してしまう様なピンチの状態から物語は始まります。何をすれば島から出られるのか、その情報さえ自分たちで探し出さなくてはなりません。

石像・洞窟・部族など、理想通りの孤島ライフが味わえそうな予感。

ネタバレ防止のため、これ以上の記載は控えますが、雰囲気が気になる方は下記の公式動画をご確認ください。

【謎だらけの孤島からの脱出】結果

途中かなり焦るシーンもありましたが、無事に孤島から脱出成功しております。

40チーム近くが参加しており、成功チームは6チームくらいだったので、なかなかの難易度でしょう。

今回は役割分担の司令塔となりつつ、大謎にも気づけて大満足の成果を上げることができました。大阪からわざわざ4人で遠征した甲斐があったなー!

色んな角度から検証をして、かなり自信をもってエンディングを迎えられたのですが、なかなか大謎は難しかった。
気になる要素などをチームメイトで話し合えていたからこそのクリア。少しでもピースが欠けていたら、失敗していたでしょうね。

ヒント集は一度使いましたが、結構終盤まで丁寧に書いてあったので、自由度の高さに混乱した場合は使う方がいいかと思います。また、定期的に「○○をまだ行っていない人は…」という運営からのアナウンスは聞き逃しがないように。

公演前にくまっきーと初めて写真を取れたあたりから、運の流れが来ていたのかもしれません。

今までもTMC内でちらっと見たことはあったんですが、割と忙しそうで声をかけておらず…。今回は朝一公演だったため、まだ人だかりもなく、すぐに写真を撮ってもらえましたw

くまっきーを見かけた時は謎解き失敗してないジンクスが今回も延長されました!

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【謎だらけの孤島からの脱出】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

「自由度」は今までに参加した公演のなかでも随一でした。

ただ、無条件に自由というわけではなく、情報はある程度絞られたうえで、「何をすべきかを考える」こと自体がエンターテイメントになっている感覚。

オープンワールドとまでは言わないものの、それに少し近い感覚で色々と楽しめるのは素晴らしい。もちろん100人以上が参加するため、全てが自由ではないのですが、もっと色んなことができそうな可能性も感じました。

2点目は小道具含めて雰囲気づくりが良かった。会場に入る前から、孤島感が醸し出されており、なかなかに気持ちの悪い小道具も含めて異国の島っぽいものが沢山。

また、日にちが進んでいく感覚を上手く表現されており、全体を通して「未知の島にいること」を印象づけられていましたね。

周りに参加者がいるため、遭難している感覚は正直0だったんですが、そこは改善も難しいため、いないものとして扱いましょう(笑)

悪かった点、個人的に気になった点

チェックポイントの混み具合は少し気になりました。

最後の方は解消されていたのですが、いくら自由度が高くても、やはりある程度進行は似てくる部分があり、チェックポイントに10チーム近くが並んでいる時も…。

特に時間によっては、並びなおしも発生するシステムであったため、机の位置などで再度並ぶときに有利不利が出たいた印象。

並びなおしの時は、先に並んでいた人から優先するなどがあっても良かったかと思います。その場合、異国感が減るので、トレードオフではありますが。

後は、大謎に対しては賛否が分かれるかと思います。人によっては不親切さを感じる人もいるかもしれません。

個人的にはその辺りも含めて、「自由度の高い公演」として楽しかったのですが、初心者のかただと十分に楽しめない可能性はあります。

【​謎だらけの孤島からの脱出】の総合評価(50点満点評価)

難易度 : 7/10  (難易度が適切か)
世界観 : 8/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 9/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 8/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 8/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
評価点 : 40/50

今回は合計得点が40点となり、『逃すと凹む公演』となります。

「何をするか」を決めることからが謎になっている、自由度が高めの公演。
自由度が高い分難易度は少し上がっているが、脱出できなかっても体験として楽しめるでしょう。

初心者の人は、ある程度は積極的にヒントを活用することをお勧めします。

他の公演と比べて「役割分担」の重要性が高いため、『何をするか』を決めたら、メンバーで何を主に担当するか決めたほうが錯綜しないと思います。

情報が散ると「次のアクション」が分かりにくなるため、定期的な情報共有は必須。役割分担をしたからこそ、その反動として情報共有は細めに行いましょう。その中で「気になっていること」があれば積極的に発言することをお勧めします。

チェックポイントなど全員で動かないといけない時も、待ち時間を無駄にしないために、必ず情報が書かれた冊子を持って移動し、時間のロスを少なくしましょう。

なお、島シリーズとして「ときどき熊が襲い掛かってくる無人島からの脱出」も現在開催されております。

私も大阪公演に2月の頭に参加予定ではありますが、こちらは「ワチャワチャ公演」との噂。ルーム型の新作のため今から楽しみです。

2つの公演に参加すると限定の謎を解くキャンペーンも開催中。両方参加される予定の方は下記もお忘れなく。

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