今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴6年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。
本日はテクニコテクニカさんのルーム型イベントの紹介。
既に公演は終了していますが、感想だけでも残したいなと。
大阪の新規団体さんとなります!
この前は旗上公演として「オンライン公演」を紹介した団体だな。
しかも初っ端がルーム型とはなかなかに珍しいな。
タイトルは何て読むんだ?
執封人来(しっぷうじんらい)と当て字読みになっています。
漢字通り、魔を封印する人物のお話。
物量も多く中級者以上向けの公演でした。
【執封人来】の概要・ストーリー(背景)
概要(値段・人数・型など)
参加日時 | 2022年6月19日(日) 19:00~20:40 |
参加人数 | 6人 |
価格 | 3,300円(一人当たり) |
型 | ホール型 |
大阪団体のルーム型ということで、発表された時に参加を決意。すぐにチケット購入したんですが、いつもいくメンバーとは時間が合わずTwitterで同行者募集。普段と違うメンバーで参加するのも凄く楽しかったです。
開催期間:2022年6月3日~2022年6月26日まで
開催期間はいったん終了しておりますので、今後のテクニコテクニカさんの公演の参考になればと思っております。また、再演や地方公演の可能性はあると思うので、ネタバレは行いません。
公式ページはまだ準備中のようですので、公式Twitterを掲載しておきます。
ストーリー(背景)
魔を封印する執行人来たる!
かつて、執行人の祖父がほどこした封印が解けてしまった
再び封印をほどこすため、現地へと向かう執行人
しかし、どうやら彼の力だけでは解決できないようだ
謎解きのエキスパートとして助けを求められたあなたたち
執行人と協力し、無事平穏を取り戻すことはできるのか
https://t.livepocket.jp/e/shippujinrai2206
ストーリーだと少しイメージしにくいかもしれません。簡単に言うと封印を施すために、謎解きが得意な人が必要なので、手伝ってほしいというお話。
なぜ謎解きが得意な人が必要なのか?については最初に説明があるので、そこで理解すれば問題ありません。例のごとくというか、執行人はあまり謎が得意ではないようなので、必要な謎解きは参加者に託されます(笑
少しばかり設定が複雑なため、お話に入り込むのには「まずどういう状況か」をしっかり理解することをお勧めします。
【執封人来】の結果
いつもとは違うメンバーで集まったので、リアルでは初めましてという人もちらほら。そんな中でも『封印成功』しました。
出てくる問題数はルーム型にしてはかなり沢山。ただ、公演にきてくれた学生さんたちの解くスピードが素晴らしい。私はタイミングみてお話の全体像を理解したり、お片付け係として専念。
途中で凄く時間を使ったところがあって、そこに関してはただただもったいなかったなぁ…。なんか突破はしたんだけど、ヒントもらえなかったら上手く進めなかったかも。
上手く分担もできていたし、必要最低限の共有は行えていたのは素晴らしかった。むしろそれしてないと時間が足りない。ただ、お話把握しようしていたのに、本筋を少し理解しきれていなかったのは反省!
いつもご一緒していない人と難易度高めの公演に参加すると、動き方など新しい知見が増える感覚でした。同回の皆さんには感謝ですね。
【執封人来】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
ルーム型ながら難易度を高めの公演でした。一言でいうと玄人向きの公演。謎解き慣れている人に対して「解いてみてください」と言わんばかりの物量がありました。
正直好みは分かれると思います。
問題数の多さは自然と時間がかかります。また必然的に手分けしないといけないタイミングが多いので、一定以上の情報共有力も求められます。初心者の方が全力で楽しめるかは微妙なところ。
私は、色んな団体さんがある中で、難易度高めの団体があるほうが楽しいと思っています。それこそ初心者の方って最初はクリア目指していきますが、そこを超えた時の次の目標になる団体があってもいいなと。
よって、物量にも妥協がなかった点は、テクテクさんの場合はプラス。
もし初心者の方が参加される場合は、その旨を最初に伝えたほうがいいかと!ずっと運営さんはついていてくれるので、その辺りはケアしてくれると思います。
あと、感想をSNSで投稿するとステッカーがもらえます!私たちの参加の時は、感想を上げると信じてプレゼントしてくれましたが(笑
このプレゼント形式ぜひつづけてほしいですねー。ステッカーもらえると何に参加したかもわかりやすいですし、記念に残しやすいので。
悪かった点、個人的に気になった点
設定が割と複雑な点。封印がどうやったら行えるか、どうやったら解除されるかなど、色々な設定があるのでそこに馴染むのに時間がかかりました。もちろん設定があるからこそ面白みもでるんですけどね…。ルーム型のなかでは複雑だった印象。
ルーム型って割とシンプルな設定が多いので、そこで最初少し戸惑いました。最後まで本当に設定をすべて理解できていたかというと怪しいかもしれません。いや、私が理解しきれなかっただけで他の参加者は理解してたのかもですが…。
また、個人的には一部どうしても気になる演出(ネタバレにつながるので割愛)があり、そこに引きずられてしまった感があるので、その点が残念だったかな。
【執封人来】の総合評価(50点満点評価)
難易度 | 難易度が適切か | |
世界観 | 世界観にブレがないか、のめりこめるか | |
斬新度 | 新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか | |
ワチャ感 | 参加者が盛り上がれるような仕組みの有無 | |
論理度 | 各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無 | |
合計点 | 31/50 |
今回は合計得点が31点となり、『オススメ公演』となります。ただし諸手を挙げてオススメできるのは『中級者以上の方』とさせてください。
難易度も7点をつけておりますが、謎解き慣れていない方からすると「問題数ややることが多すぎる」と感じる可能性があります。あくまで謎解き慣れている方にとって、楽しい難易度だった。とご理解ください。
一方で「SCRAPなどは、ほぼ脱出成功する」というレベルの方にとっては、ヒリヒリできる難易度になっており、アクセントのある体験になると思います。全ての小問を見ているわけではありませんが、これどうやって解くんだ?という問題もちらほら。(他の人が解いてくれました)
役割分担や情報共有、時間管理など謎解きゲームの必要な能力を様々な方向性で求められます。めちゃくちゃ尖っている内容ではないものの、全体的に時間が足りなくなりがちな公演という感覚でした。
テクテクさんは8月に「ホール型公演」も予定されております!ルーム型では参加できなかったけど団体さんに興味を持った方は、参加できるチャンス。現状は「2日間のみの公演」となっているようです。
すでに完売回がちらほらでているので、参加検討される方はお早めに!
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