今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴5年の筆者(にょっき)が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
今回は関西学院大学の卒業生が作成された団体さんの公演。
「猟奇心理学者からの脱出II」のご紹介。
神戸の旧グッゲンハイム亭という実際の館で開催されていました。
初めての場所かつ、初めての団体さんの公演だな。
場所の名前を聞く限り、すごく豪華そうな建物だな。
実際にはどんな感じだったんだ?
場所は『屋敷』ということばがぴったりの洋館。
部屋からは海が見え、庭園もある趣深い場所だったよ!
そんな場所で謎解きするとは思わなかったので印象深いね。
今回の総合評価は『27点/50点』
参加した回でバグがあったのが少し残念でした。
ただ、参加費1,000円でコスパは良かったです。
【猟奇心理学者からの脱出II】の概要・ストーリー(背景)
概要(値段・人数・型など)
- 参加日時:2021年7月23日(日) 13:30~15:00
- 参加人数:1人~(最大6人1チーム)
- 価格:1,000円
- 型:アジト型?
今回も型の指定が少し難しい。端的に言うとホール型+アジト型という二段階の公演。(細かい所に触れるとネタバレにつながるかもしれませんので、イメージが伝われば)
屋敷の中を探索できる体験はこの会場ならではでしたので、アジト型の部分がより面白かった。
先も触れましたが、参加費が1,000円であり非常にコスパが良い。(会場費などを考えても利益度外視の価格設定な気がしますね…)
1,000円で2時間弱、綺麗な屋敷で遊ばせてもらえるというだけで、一定以上の価値のある公演だったと思います。
ストーリー(背景)
今回は事前に公式からストーリーが開示されていません。
ですので、私も参加するまでは「屋敷に招待される」という点しか分かっていませんでした。
それ以上はネタバレになるから詳細は記載しませんが、事前に想像できる範囲で注目すべきはタイトル。
「猟奇心理学者からの脱出」と銘打たれていますし、そのあたりはストーリーに絡んでくるかもしれません。
ただ、ホラー要素は一切ありませんでしたので、その点は再演時もご安心ください。
【猟奇心理学者からの脱出II】の結果
最後まで正解しているか不安でしたが無事に、『成功』
解説中に分かったことは、一部バグがあったため正しい答えかが分からなかったということ。
それでも、多分これらから導かれるのはコレだろう…で答えにたどり着いたのは、チームメイトの協力のおかげです。私もなかなかに謎クラレベルが上がってきたかな。(笑)
終了後に屋敷の前で写真を撮りましたが、雰囲気の良さはここからも伝わってくるかと思います。
ストーリーがあんまり頭に入ってこなかった感覚になったのは少し心残りかな…。
「このギミックを製作者の方はやりたくて謎をつくったんだろうなー」という気持ちは伝わってきた公演となりました。(これは私の妄想かもしれませんが)
旧グッゲンハイム邸でのルーム型(?)のような謎解きでした。
まず場所の雰囲気が最高ですし、ルームを探索するのはそれだけで楽しいです!
演出も素敵で作者の意気込みが伝わりました!
また 作品を作られたらやりたいと思いました!同卓の皆様、ありがとうございます😊 pic.twitter.com/La4BR3BmIm
— 白陵ch (@hakuryo1203) July 23, 2021
【猟奇心理学者からの脱出II】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
「会場の環境が独特であった」点は、少し遠出した意味のある体験でした。
とりあえず部屋から撮った写真でも見て頂きたいです!
ネタバレになる可能性があるため、屋敷内の写真の掲載は控えておきますが、さすが映画のロケ地になっただけの屋敷だなという印象。
公演後使わなかったフロア部分も一部見学OKだったので、見学させてもらいました。炊事場などは、トトロにでてきそうなレトロ感が満載。
物語の設定的にもリンクする部分はあったので、その辺りの相乗効果は感じましたね。
悪かった点、個人的に気になった点
気になった点は2つあります、1点目は大謎に直結するバグの存在。
運営側からも謝罪がありましたし、デバッグ時にはなかったものだったようです。
ミスは誰にでもあるので仕方ないですが、『リカバーできる体制』は必要かと思いました。
とある演出の都合上、なかなかリカバーが難しい体制になっており終了までバグかどうかもわかりませんでした。その辺りは運営側で共通のノウハウが必要ですね。
率直なところ、「1,000円だし、まいっか。」という感覚でした。
もう一点は、ストーリーが骨太で、入り込みにくかった点。
ストーリーをかなり重視されているのは理解できたんですが、設定が色々複雑すぎて理解するのに結構苦労しました。
端的に言うと情報量が少し多すぎたのと、映像や演出での没入感が薄めだった。
せっかく凝った設定や環境があるので、没入感が増すと更に面白かっただろうな。もちろん私がストーリーに入り切れていなかっただけの可能性もありますが…。
ある程度事前に情報を開示するか、不要な情報を一部排除することで没入感は高くなりそうでした。
ストーリー重視の公演だと、映像や音響、司会など様々な要素のクオリティが求められるなと改めて感じました。
【猟奇心理学者からの脱出II】の総合評価(50点満点評価)
世界観 : 6/10 (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 6/10 (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 5/10 (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 5/10 (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
今回は合計得点が27点でした。コストパーフォマンスは良でしたね。
日常から少し離れた場所での公演を楽しまれたい方だとより楽しめたかと思います。
屋敷×アジト型という可能性を感じる公演ではありました。
ストーリーを重視される物語を作りたいという意気込みは凄く感じたので、次回以降の作品でさらに面白いものが生まれてくることを期待したいですね!
一部の小道具などすごく凝った部分もあり、そういう点で手を抜いていないのは素敵でした。
関西で謎制作団体さんが増えることは大歓迎。また次回も公演があれば参加したいと思います。
団体さん名が分からなかったのが恐縮ですが、今回の公演もTwitter告知が主だったので、気になる方は公式Twitterのフォローを推奨いたします。
今回の場所で異国感のあるマダミスをやってみたいなと思いました。
どうやら貸会議室的に場所を借りることもできるみたいです。
夏の海を見ながら謎を解くという感覚は楽しかったですね。
コメント