【体験談】XEOXY『​無理ゲーがあらわれた!』は無理ゲーで良きバカゲーだった(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴6年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
くっすん

今回はXEOXYのホール型イベントのご紹介。

なんと関西の謎解き学生団体の「ハードナッツ」とのコラボイベント。

コロナ影響で学生主体の公演を行う難度があがっているため、こういう機会はとても良い。

 

フォコン
フォコン

以前は新人公演をおこなっていた学生団体さんだな。

コロナもまたぶり返している中で、公演開催できてよかったな。

今回はどういうストーリーになるんだ?

にょっき
くっすん
今回は「ゲーム会社の新作ゲーム発表会」のお話。
偶然にもその発表会に招待された私たちがとあるトラブルに巻き込まれて…。
という、身近に起こり得そうなお話。
にょっき
くっすん

今回の総合評価は『37点/50点』

タイトル通り「ゲーム」を最後まで楽しむ公演。

いい意味でワチャワチャしており、ネタの多い公演となっています。

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【​​​無理ゲーがあらわれた!】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:2022年1月8日(土) 16:00~17:40
  • 参加人数:1チーム:最大5人
  • 価格:3,500円
  • 型:ホール型

ゼオクシーの大阪公演は基本貸会議室での期間限定公演のため、今作は3日間の開催となっております。そして、ハードナッツさんが関西の団体であるため、関西スタートという珍しい形式。

執筆時点で2022年1月10日の公演にも若干の残数があります。参加検討されている方は上記のパスマーケットより残席をご確認ください。

ホール型は6人1組が多い中、今作は5人1組の公演になっています。チームを組まれて参加される場合はご留意ください。(難易度やプレイのしやすさなどを考慮されての5人になっている印象でした。)

今回の運営はハードナッツさんが主体だったので、会場がいつもより若かった気がしました(笑

ちなみに、ハードナッツさんのイベントへの前回参加時の感想記事は以下となります。制作団体さんの雰囲気が少しでも伝わればと思います。

ストーリー(背景)

新進気鋭のゲーム会社『EASTER EGG』の新作発表会への招待状を受け取ったあなた。

いざ当日、社長のプレゼンが始まると、事態は思わぬ展開に……!?

ストーリーがあり事前開示されている公演の中で、今までの中でもランクインするほどの短さ。どんな展開になるのか事前には全くわかりません。

分かることと言えば、ゲーム用語で『EASTER EGG』は「隠し要素(機能)」を意味する言葉。そのため、すごく謎解き向きの会社名であることくらい。(勝手に色々想像するのが謎クラ的思考)

あえてストーリーが伏せられている部分もありそうなため、詳しくは書くことは出来ませんが、全体を通して「明るい展開が続く公演」でした。重たいストーリーが待ち構えていたり、ホラー的な要素があったりはしません。

展開されるストーリーもシンプルですので、ライトな気分で参加してほしい公演です。

【無理ゲーがあらわれた!】の結果

およそ3分弱を残して無事に『成功』

我々の参加回でちょうど成功率は50%でしたが、かみ合わなかったら失敗していたかも。

今回は大謎はすごく得意なパターンであったため、ラストはかなりのスピードで駆け抜けられました。一方で中謎では結構つまりました。いろんな角度から意見を出し合って無事に突破できましたが、閃きたかった!

全体としては、小謎は難易度低めで解く楽しみを味わいつつ、中謎や大謎はヒラメキを求められる展開になっていました。

ヒントはいつでも貰うことは可能。私たちは、序盤はいい感じに進めていて時間的に余裕があると判断して、ヒントなしで最後まで辿りつきました。
ただ、大きく詰まると、制限時間的に厳しい場面もあるので、ヒントは必要に応じて使用するのがよさそう。

全体的モヤっとするような要素も少なく、笑える要素も随所にある遊び心のある公演になっていましたね。

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【無理ゲーがあらわれた!】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

大謎の展開」が単純に私の好みでした。私はストーリー周りや必要な情報を整理する役割を担うことが多いんですが、大謎でこういう要素きたら面白いなと思っていたポイントにドンピシャだった

自分で大謎に気づけたという嬉しさも勿論ありますが、ゲームが好きな人だとより楽しめる大謎になっていると思います。あまり深くは語れないのが残念ですが、是非参加してご自身の目で見届けてほしいです。

ネタ要素」が結構多く、最初から最後まで笑いが起こりやすい展開になっていました。タイトルにも書きましたが、無理ゲーかつ「バカゲー」要素が多くて、その点も良かった。

クソゲーと混同されやすいが、バカゲーと呼ばれる場合は原則として褒め言葉であり、ゲームとしても(ある程度)成立している作品を指す。(ニコニコ大百科より)
謎解きとしての難易度調整などはキッチリ行われているうえで、遊び要素を仕掛けられているのはプレイしやすかったです。

悪かった点、個人的に気になった点

つっこんだ要素」が少なめだったのが、少し勿体なかった印象です。とても面白いしバランスもいいんだけど、綺麗にまとまっている感覚。

謎解きとして完成しているからこそ求めてしまうだけですが、このシナリオや設定を活かせる遊び要素はまだまだいっぱいありそう。

この作品ならではの仕掛けがあったので、そこを利用して「えっ!そんなこともできちゃうの!?」みたいな要素があるとさらに満足度が上がったと思います。

ただ、謎解きとしてのバランスとしては余計な情報を排除することも大事なので、不用意に要素を追加するのことも難しかったとは思います。

クリア後のおまけ要素的な感じか、持ち帰り謎を発売してエクストラを付けられそうな余白での実装が面白いかもしれませんね。

もう一点は「EDの演出等」は謎解きとは関係ないですが、少しインパクトが弱かった印象です。ただ、この点は謎解きとしてその要素を重視するかは人それぞれでしょう。

音の使い方などその辺りも極めていくとさらに公演全体としてさらに楽しくなりそうです!運営も人数的に「司会と登場人物をわける」とかで、没入度が増しそうな感じでした。

【​無理ゲーがあらわれた!】の総合評価(50点満点評価)

難易度 : 8/10  (難易度が適切か)
世界観 : 6/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 7/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 8/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 8/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
評価点 : 37/50

今回は合計得点が37点となり、推し公演となります。

明るいストーリーで、笑い要素が点在しており、色んなレベルの方が楽しめる設計。
小謎はシンプルだけれど、中謎・大謎はヒラメキが求められるバランスの良い公演。

尖っている要素はあるものの、尖っている先は丸くなっており、多くの人が楽しめる公演。

東京でも、以下の日程で公演が行われるため、関東の方も気になったらプレイしてみてください。

【東京公演日程】
1/29(土)  10:00  13:00  16:00  19:00
1/30(日)  10:00  13:00  16:00  19:00
2/5(土)  10:00  13:00  16:00  19:00
2/6(日)  10:00  13:00  16:00  19:00
2/11(祝)  10:00  13:00  16:00  19:00
2/12(土)  10:00  13:00  16:00  19:00
2/13(日)  10:00  13:00  16:00  19:00

なお、制作団体のハードナッツさんは2月の「大阪最宴祭」でも公演を行われます。今回のイベントでハードナッツさんに興味を持った人はそちらも参加するのもいいかもしれません。

個人的にはタイトル忘れてしまったんですが、絵本のやつ、いつか再演して欲しいなぁ…。めちゃおもしろかったので。

にょっき
くっすん

2022年の最初の公演としてはとてもバランスのいい公演でした。

今年は脱出成功率9割を目指して頑張りたいと思います!

コメント

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