今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴6年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。
本日はタンブルウィードさんのホール型イベントの紹介。
GWに続き東京遠征に出向きました。
会社の出張のついでに参加したため今回はソロで参加。
GWは公演つめすぎて全然紹介できていないけどな。
誰かと一緒に遠征いくことが多いのに、ソロ凸とは珍しい。
どんな公演だったんだ?
簡単にまとめると「かぐや姫」の難題をかなえていくお話。
ただその叶え方が独特で「言霊」を使って叶えていきます。
一貫性があり癖のない公演でした。
【わがまま難題かぐや姫】の概要・ストーリー(背景)
概要(値段・人数・型など)
参加日時 | 2022年6月25日(土) 10:00~11:45 |
参加人数 | 1人 |
価格 | 3,500円(一人当たり) |
型 | ホール型 |
1週間くらい前にチケット購入を決めたんですが、既に残数が1枚だったので慌てて購入。4人1組で参加できる公演のためチームも組みやすく、チームでお越しの方が多い印象でした。
開催期間:2022年6月3日~2022年7月10日 まで
開催期間も残り2週間程度ですし、参加を検討されている方は要注意。月・水・金・土・日のみの変則的な開催ですので、公式HPをご確認ください。
また、1ドリンク制のため当日ドリンク代が必要となります。現金とpaypayが利用できました。参加費用的に少し高めになりますので、予めご留意ください。
ストーリー(背景)
美しいかぐや姫の噂を聞いて会いにやってきたあなた。
熱心に何日も通った結果、特別に会うチャンスを与えられました。
姫と会う条件はたった1つ。
かぐや姫の無理難題な注文の品を用意すること。
知恵と閃きで言霊を操り、無理難題を突破せよ。
https://www.tumbleweed.jp/kaguya
ストーリーを読むだけで設定がばっちり理解できるのは、「かぐや姫」というお話をみんなが経験しているからでしょうか?
「今は昔、竹取の翁というものありけり」で国語の授業で出てきたのが懐かしい。
原作では5人の婚約者たちに無理難題をいって、結婚することを避けていましたが、今回は逆にその無理難題に対応する立場(笑
ただ、原作通りに簡単には用意できないものを依頼されるので、「いかに上手に言霊を操るか」が物語の鍵となります。
【わがまま難題かぐや姫】の結果
私と同じくソロ凸のかたと、2人でお越しの方と4人でチームを組むことになり、比較的余裕をもってクリアしております。
出てくるアイテム量もかなり沢山あったんですが、全員が整理の重要性を何も言わずとも理解しており、ステップが進むタイミングで適切に整理できていました。
野良とは思えない阿吽の呼吸を感じました。
大謎に関しては、ソロの方のヒラメキからいい感じにチーム内でパスが繋がりましたね。
適切な情報を提示できる人間になりたい!!私が今回提示した可能性は結構的外れだったので…。でもいろんな可能性を検討することが大事なので、これからも気になったことは色々と口に出していきたいと思います。
【わがまま難題かぐや姫】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
言霊使い(=言葉遊び)というテーマが一貫された公演でした。言葉遊びしかないというわけではありませんが、そこに特化した公演。
一貫性のおかげで「次に何をしないといけないか」が凄く分かりやすい上、「かぐや姫」という多くの日本人が理解できる共通のアイコンのおかげで世界観も理解しやすい。幅広い人が理解しやすく、楽しみやすい公演でした。
OPの音楽なども結構好みでしたし、ちょっとした演出で世界観を表現していたりと、細部にもこだわりを感じました。特に、公式Twitterにも上がっているかぐや様が良かった。
あえていうなら昔のお話だから、その点でいくつか出てくる小道具の時代錯誤感は気になりましたが、謎の一貫性のため許容範囲な印象です。
悪かった点、個人的に気になった点
アイテム数が多いので整理が苦手だと少し辛いかも。この公演アイテム数が多いことが楽しさに繋がっているとも思えるので、安易に減らせばいいというわけではありません。
初心者の方は、参加中にステップが終わったなと思えるタイミングあるので、その時ごとに整理することをお勧めします。適宜やるだけで全然プレイのしやすさが変わります。
また、一貫性の裏返しにはなりますが、ジャンル的に苦手な方は最後までその感覚が抜けない可能性は高いかと。「言葉遊び」が苦手な方は、面白みを感じにくいでしょう。
【わがまま難題かぐや姫】の総合評価(50点満点評価)
難易度 | 難易度が適切か | |
世界観 | 世界観にブレがないか、のめりこめるか | |
斬新度 | 新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか | |
ワチャ感 | 参加者が盛り上がれるような仕組みの有無 | |
論理度 | 各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無 | |
合計点 | 36/50 |
今回は合計得点が36点となり、『推し公演』となります。尖っている公演も面白いのですが、謎解きを初めてやるという人にもお勧めできる公演でした。
設定を複雑にするほど色んな謎が盛り込むことができますが、この公演はそうではない。『シンプルなストーリーで、やるべきことも一貫性がありシンプル。なのに、ヒラメキがないと突破できなくて面白い。』
雑味がないながらも、しっかりうまみのある作品といった感覚。
経験豊富な方からすると少し簡単に思うかもしれませんが、あえて尖っていないからこその面白さがこの作品にはあると思います。
タンブルウィードさんは8月に1日限りのオンライン公演を予定されています。早割期間中のためこちらも併せてチェックください!
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