【体験談】XEOXY『​Accel.』は想定外に加速をした(ネタバレなし)

スポンサーリンク
脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴5年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレはありませんが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
くっすん

今回はXEOXYの大阪公演のご紹介。

9月から一時休止していた大阪公演が復活しました。

今回も2公演開催のユーザーに優しい出張公演。

フォコン
フォコン

前回SHINOBILから、2か月も経っているのか。

時の流れの速さに驚きを隠せないな。

XEOXYの大阪公演の復活は有難いな。

にょっき
くっすん
そうだね!XEOXYの新作のスピードは凄いから、色々体験したいんだよね。
毎月東京に行くわけにもいかないし、関西在住の民には有難い。
しかも1日で2公演が味わえるのは、交通費的にも有難い。
にょっき
くっすん

今回の総合評価は『37点/50点』

あまりないタイプの不思議な展開が繰り広げられる公演。

中級者以上が面白みを感じる公演になっていました。

スポンサーリンク

【​​Accel.】の概要

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:2021年12月5日(日) 17:00~18:45
  • 参加人数:1~6人
  • 価格:3,500円
  • 型:ホール型

先にも少し触れましたが、12月4日~5日の2日間で「Accel.」と「桃太郎バスターズ」の2公演が交互に開催されており、勿論私も2公演ともに参加。

先に桃バスに参加して、1時間後にAccelに参加しております。

場面転換などで、公演間の空き時間は1時間ほど発生するため、その時間は近所で過ごす必要があります。一番近い喫茶店はすぐ近くにもありますし、ネコ旅籠なども近くに存在。
あまりに近い場所だと他の参加者がいるかもしれないので、ネタバレには注意ください。

個人的には少し谷町六丁目側に行くと美味しいお店が多いので、そちらでのランチやお茶などがオススメです。

ストーリー(背景)

「それでは、ここまでの道のりを振り返」

「正解です!ではこちらにお進みくだ」

「次のステップはこちらの謎を解」

???

状況が飲み込めない

公演に置き去りにされている…?

あなたはこの奇妙な公演から無事に抜け出すことができるだろうか

―――思考を加速させろ

公式から事前に出ている情報からは全く公演の内容が想像できません。『状況が呑み込めない』ということだけがわかっています。

公演に置き去りにされるとはどういう状況なのか…。今までに体験したことのない物語になりそうな予感しかしていませんでした。

そして、実際に体験していえることは、確かに公演に置いていかれました。スタート時から何が起こっているのかイマイチ理解できないまま、どんどん公演が進んでいきます。

人によってはストーリー展開が不親切に感じるかもしれません。私としては、伏線が回収されていく感覚も含め「状況が呑み込めないこと」を楽しめる公演・ストーリーであると思います。

【​​Accel.】の結果

3分残しくらいで無事に「クリア」しております。

道中若干つまるシーンがあったのですが、運営側が適度に補助を入れてくれたため、大きくは停滞せずにクリア。

タイミングのいい補助がなければ結構しんどかったかもしれない…。残り時間も考えると失敗していてもおかしくなかった。accelという名前の通り、最初からスピード出して解く必要がありますね。

ストーリーが少し複雑なため、ストーリーシートなどはしっかり全員で確認することが必須です。問題がでてくるとどうしても取り掛かりたくなりますが、状況をしっかり確認しましょう。

私たちが参加した回は全員が成功していましたが、謎解き慣れている人が多く集まっていた回だったのかな?普通に難易度高めの公演だったと思います。

4班同時に参加していたたんですが、お互いの様子が見えなくなっているのも、プレイしやすかったですね。

スポンサーリンク

【Accel.】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

ストーリー進行」が非常に独特で面白かった。最初は何が起こっているんだ?という状態から始まるんですが、それが徐々に輪郭を成していく展開がこの公演の醍醐味でしょう。

ストーリーにかかれているように、最初は本当に謎に置いていかれるんですが、なんかわからんまま進んでいくことで全体像が把握できてきます。「謎を解く」という行為自体がストーリーに上手に組み込まれていました。

正直この良さを文章で表現するのは難しい。これ以上記載するとネタバレにつながるため、ぼやっとした表現で留めておきたいと思います。

2点目はプレイ環境。先にも少し触れましたが、ヒントの出し方や「今何をするべきか」という補佐のタイミングが凄く的確だったと思います。

人によってはヒント過多と思うかもしれませんが、公演の難易度や複雑度を考えると、適度に運営側から声掛けがあったのは良かったかと。直接的な答えは勿論教えることはなく、大きく道から外れそうなときの軌道修正が上手でした

また、ネタバレにも考慮して?他の班の状況が見えなかったのも、プレイしやすかったです。距離も取られており、空間に余裕がありました。

スペースが狭くて隣の班とぶつからないように気を付けたりとかしないといけないと、小さなストレスがあるので…。(仕方のないことなんですが)

悪かった点、個人的に気になった点

謎解き慣れていない人にはオススメしがたい点。はマイナス要素にもなりえます。

正直理由について詳しく述べることは出来ないんですが、アンチテーゼみたいな公演であるため、普段から謎解きになれている人の方が「面白み」を感じることができます

謎解きは基本一生で1回しかその公演に行けないことを考えると、初心者のうちにアクセルに参加しても、おそらく面白さが十分には理解できないまま終わってしまうのではないでしょうか?そういうのは非常に勿体ない。一生に一回であれば思いっきり楽しんで欲しい。

参加者を狭めることにはなり商業的ではないかもしれませんが、謎解きを最大限楽しんでもらうために、『初心者向きではない注意喚起』がより強い方がミスマッチを防げるかなと。(ゼオクシーさんの公演だから、そもそもが中級者以上が参加するという前提なのかもしれませんね。)

あとは、道中が濃いのもあり、ラスト謎が少し印象薄めでしたね。

【​Accel.】の総合評価(50点満点評価)

難易度 : 7/10  (難易度が適切か)
世界観 : 7/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 8/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 7/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 8/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
評価点 : 37/50

今回は合計得点が37点となり、推し公演となります。

ただし、気になった点でも触れたように、謎解き中級者以上の参加を推奨。目安10公演以上行かれた方が楽しめる公演だと思います。

独特な展開を楽しむ公演であるため、参加者を選びます。刺さる人には刺さる少し尖った公演。Not For MEの人もいるとは思いますが、そういう道を選んだ公演だともいえるでしょう。
同時にその展開を楽しむために、他のところでのストレスを運営側が排除しようとしていたのも感じました。

伝わりにくいこと100も承知ですが、「加速して、収束する」そんな公演です。

次回の大阪公演もチケット発売が始まっております。大阪からスタートする公演とのことですので、気になる方は公式より確認ください。

にょっき
くっすん

次回のXEOXY大阪公演は京都大学のハードナッツ制作!
好きなもの同士の掛け算のため今から楽しみです。
難易度マシマシでくるのか!?どんな感じになるんだろー!

コメント

タイトルとURLをコピーしました