【体験談】夕立にかさなって「世界終末会議」は独自の世界観(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴7年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

なお、本作は独特な公演のため、謎解きが得意な方は「0知識」で参加されることをお勧めしたいので、ブラウザバックください。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。

是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。


くっすん
くっすん

ようやく「夕立にかさなって」の公演に参加できました!

キービジュアルを見た時から参加を楽しみにしていた公演。

フォコン
フォコン

タイトルは世界終末会議か。

ちょっと暗いイメージもするタイトルだな。

くっすん
くっすん

どんな公演だったかはネタバレをなるべく避ける範囲で語るとして…。

最初にも書きましたが、謎解き慣れているは、ブラウザバック推奨。

0知識のほうが、より終末会議を楽しめると思います。

再演の際に参加を迷われる場合などに参考にしてください

くっすん
くっすん

独特の世界観、難易度でストーリーが進行。

謎解きに月1以上行く方にのみ勧めたい。

尖り方がとても面白い公演でした。

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【世界終末会議】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

参加日時2023年3月25日(土)
参加人数4人
価格3,500円
ホール型

まずは、何よりキービジュアルを確認いただきたい。

この画像が語るような『世界観』でストーリーが進んでいきます。

どんな公演か一目で分からないと思いますが、雰囲気に共感できる方などは楽しめる。

ただ、難易度はかなり高めであることは最初から伝えておきたい点です。

3月25日~26日の2日間で行われた公演。執筆時点での再演情報はありません。

ただ、個人的には評判によっては、再演の可能性はある公演だと思っていますし、他地域のナゾクラにも届いてほしい公演です

ストーリー(背景)

ストーリーに関しても、公式以上のものは表記いたしません。

以下の公式PVよりストーリーを推定することも楽しみの1つかと。

どんなストーリーかも含めて、実際に参加して感じ取っていただくべき公演。

ホラー演出等はなかったので、ホラー苦手な方も大丈夫なことだけはお伝えします。

【世界終末会議】の結果

何とか『成功』しております!

最後の最後まで自分達の導き出したものがあっているのかの自信がなかった。

大体の謎解きは「これでいける!」と確証を持てるんですが、今作はそこまで積み重ねられなかったです。

解説を聞きながら、不安は消えていき確信に変わったんですが、自分達が整理できていない情報の多さに驚き…。

途中までは結構進行が遅れており、運営側にヒントを頂いて何とか辿り着いたんですが、これを自分たちの力だけで突破できる謎解き力が欲しい。

久しぶりに解説中に「あっててくれ!」と祈るようなヒリツキを体験した難易度でしたね。

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【世界終末会議】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

世界観を壊さない映像・運営。

正直「今何が起こっているんだ?」となる瞬間がちらほらありました。

ただ、その状態から再起を図っていく過程自体がこの公演の世界観だったのかなと思います。

勿論それを不親切と感じる方もいるでしょうし、人によってはフラストレーションになるでしょう。

小問も含め、いい意味で「ちょっと現実感から離れたもの」が展開されており、その点も統一感がありました。

また、本当に何をしていいのか分からなくなっている時には運営側がそっとヘルプに来てくれていました。

色んな方の感想をみても、ヒントの出し方はかなり丁寧だったように思います。

もう一点は、ラストの演出が好みでした。

解説前にストーリーの展開動画を流してくれることがとても良かった。

謎を理解して話の結論を迎えるのではなく、結末を知ってから解説を聞くという過程がこの公演にはとてもあっていた。

その動画の中で「あっ!!」と思える様なものもあり、その瞬間まで謎解きを楽しめました。

正直、たぶん順番を逆にすると参加者の理解度は段違いに上がったと思います。

それでも、その理解度を捨ててでも、この順になっていたことにこだわりを感じたし、好みだった。

悪かった点、個人的に気になった点

隣の班との距離の近さ。

ここが一番気になったところです。机の位置的に、立ち上がるのが難しい狭さでした。(逆に途中から座るのを諦めました)

公演には全く関係ないファシリティの部分で没入感を落としていたのは非常に勿体ない。

椅子が他の班に当たらないかを意識するだけで、現実が大きく見えてしまう感覚。

世界観を大事にしている公演だからこそ余計に感じてしまいました。

後は別解の有無

私たちのケースではちょっとした設営ミスで、別解が出てきてしまいそうだったのが、マイナスポイント。

また、上記以外でも「これでもいけるのでは?」という可能性が多少は残ってしまっていた印象。

後者に関しては我々は最終的に納得できる理由もあり、成功へと進むことができたんですが、人によっては納得しがたいかもしれません。

【世界終末会議】の総合評価(50点満点評価)

難易度7.0難易度が適切か
世界観8.5世界観にブレがないか、のめりこめるか
斬新度7.5新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか
ワチャ感7.0参加者が盛り上がれるような仕組みの有無
論理度7.0各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無
合計点37/50

今回は合計得点が37点となり、『推し公演』となります。ただ、凄く記憶に残る公演でした。

うまく言語化はしにくいのですが、意地悪ではない「高難易度公演」が楽しかったです。

確かに「情報過多」と思う部分や、「表現の適正」などでブラッシュアップできる部分もあったと思います。

でも、その辺りのマイナスを感じつつも、全体を通して「謎クラなら突破できるよね」という謎の信頼感を制作から感じ取ったのも事実。

「何とかして突破してやりたい。」と思って、頑張れちゃったんですよね。

洗練されすぎると、失われてしまう良さ(らしさ)もあるのかもしれません。

全員に対してお勧めしやすい公演では正直ありませんが、キービジュアル・PVを見て「興味を持った」方にはお勧めできます。

人を選ぶ公演には間違いないですが、私はとても楽しめましたし、賛否があってもこういう公演を作り続けてほしいと思います。

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