今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴6年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。
本日はホールイベントの体験談です。
大阪の新規団体テクニコテクニカさんの、初ホール型公演に参加してきました。
この前「WooHoo」に参加した団体さんだな。
初のホール型とのことだが、他もイベントやっていなかったか?
確かに3人一組などの公演は開催済み。
ただ、今作はテクテクさん制作の完全新作公演。
複数チームでの同時開催でした。
テーマは「乙女ゲーム」。
数多くのイケメンが登場します。
物量多めのため、ライトな謎解きではありませんよ!
【恋の迷宮(ラブ・ラビリンス)】の概要・ストーリー(背景)
概要(値段・人数・型など)
参加日時 | 2022年8月6日 |
参加人数 | 4人 |
価格 | 3,000円~ |
型 | ホール型 |
開催場所は貸会議室であるホワイティ島之内で開催。(大阪でXEOXYさんが開催するときのビル)1チーム最大4人で、一回当たり6チーム上限での参加となりました。
大阪でもたった2日間の公演のため、既に公演は終了しております。名古屋や東京など他地域での公演は検討されているようですので、他地域の方は公式Twitterをフォローください。
なお、テクテクさんは公式Twitterをフォローしていると、公演参加時にプレゼントがあったりします。
ストーリー(背景)
話題の乙女ゲーム「恋の迷宮」をプレイしようとしたあなたは起動した瞬間、意識を失ってしまう 目が覚めると…
そこはなんと「恋の迷宮」の世界だった!
どうやら元の世界に戻るためには
“桜の木の下で2人が結ばれるとき願いは叶う”という言い伝えを達成するしかないようだ 迫りくる卒業式までに運命の相手を見つけ出せ!
https://t.livepocket.jp/e/lovelabyrinth2207
端的にまとめると、乙女ゲームに閉じ込められてしまいます。
参加者は「運命の相手」を見つけ出すことを課せられるんですが、我々のポジションが面白い。独特なポジションから、「運命の相手」を見つけることになります。
勿論運命の相手ですから、簡単に見つかるわけではありません。多くのイケメンから無事に運命の相手を見つけ出せるかはプレイヤーにかかっています。
登場するイケメンたちは色んな特徴があってより取り見取り。まさに乙女ゲーム。
参加する前にファーストインプレッションで、自分の推しを決めておくとより楽しいと思います。
【恋の迷宮(ラブ・ラビリンス)】の結果
ギリギリ中のギリで成功しております。今回は後ろのイケメンたちをご確認ください。
今までの謎解きの中で動物系のキャラクターパネルに迎えられたことはあるんですが、イケメンたちがここまで揃っていたのはかなり珍しいw
ちなみに私の一番の推しは近くにいる赤髪の男の子です。
この写真だと全体を通して「簡単そうに見える」かもしれませんが、謎自体の量はがっつり目。特盛ではないにしても中盛~大盛はあります。
今回はコロナの影響でスタッフさんの減少もあって、制限時間70分でしたが、それでもギリギリだったなぁ。待ち時間もトータルしても5分くらいだったので、60分公演だったら失敗していたかも。
クリアを目指す場合は、最初から効率的に進めていくことをお勧めします。
【恋の迷宮(ラブ・ラビリンス)】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
乙女ゲームへのこだわりを強く感じました。前述のパネルもさることながら、キャラはフルボイス。OPやEDなど一貫してこだわりがあったと思います。
もしかしたら各キャラクター声優さん使用しているのかな?そうじゃなくとも、かなりいい声のキャラが多かった。だからこそ、音響の関係で少し聞き取りづらいキャラがいたのは残念。
個人的には、難易度高めを貫いているところもポジティブな印象。
今回は物量が多めになっていることで謎解き慣れている人でも余裕はあまりないかなと思います。
大衆向けではないかもですが、ひりつく体験を投げかけてくる団体があっても良いかなと。
基本的にテクテクに参加する時は、最初からギアをあげて挑むことにします。前回のルーム型も最後時間足りなかったので。
悪かった点、個人的に気になった点
道中・大謎含めて導線が薄めだったかなと。私の実力の問題かもしれませんが、大謎に関してはヒントもらわなかったら「何をするんだろう?」状態になっていました。
イベントの設計上かなり難しいとは思うんですが、ヒントブックもなかったので結果的にスタッフさんの手を煩わせることになったかな…。
小問でも頭を抱えそうになる問題もあったので、LINEなどでもいいのでヒント機能があると、更にプレイヤビリティが上がりそう。
後は他チームとの間隔が結構狭いのがプレイしにくかった…。ずっと座っている公演だったら問題ないんですけどね。
今回はチェックポイントに向かうために、立ち歩く機会が多いんですが、何度かお互いに当たったりしていたので。最後の方は、ほぼ立ってやっていましたがその方がやりやすかった。
スペース的に1班に机1つとなりますが、適切に整理をしないと机からあふれてしまうので、ステップが進むタイミングで片付けることをお勧めします。
【恋の迷宮(ラブ・ラビリンス)】の総合評価(50点満点評価)
難易度 | 難易度が適切か | |
世界観 | 世界観にブレがないか、のめりこめるか | |
斬新度 | 新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか | |
ワチャ感 | 参加者が盛り上がれるような仕組みの有無 | |
論理度 | 各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無 | |
合計点 | 31/50 |
今回は合計得点が31点となりますが、中級者以上かつ「沢山謎を解きたい」という方へのオススメといたします。
伝わる人は少ないかもですが、「マリオの皮をかぶったスペランカー」みたいな感覚。フライヤーの見た目はライトですが、難易度高めの公演であることは間違いない。
ただ、実際にイケメンを攻略していく感覚は味わえるため、成否に関係なく「乙女ゲーム×謎解き」を体験したい方は楽しみやすい。
関西の成功率は50%くらいだったでしょうか?東京や名古屋での成功率は気になりますね!
なおテクテクさんは、この後も「オンラインイベント」「リアルイベント」両方とも開催予定となります。
私はリアルイベントの「NOISE」「闇のサーカスからの脱出」は両方とも参加済みですが、毛色は異なるイベント。NOISEは正統派のがっつり目の公演で、闇のサーカスはワイワイとできる公演です。
どちらも面白さが違うので、自分に合った公演を探すのも楽しみの一つですね。
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