【体験談】テクニコテクニカ「小人とぐうたら制作者」はエキスパート公演(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴7年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。

是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。


くっすん
くっすん

テクニコテクニカさんのルーム型公演に参加してきました。

ルーム型と言っても「探索」などを行うものではない感じ。

今回は特殊な公演でした!

フォコン
フォコン

特殊?

難易度が高い公演が多い印象だが、それ以外にあるのか?

くっすん
くっすん

難しいというよりも、謎解きに慣れている人が楽しめる公演

初心者の方では十分に楽しめない可能性があります。

参加者を選ぶ公演のため、その点は注意が必要。

くっすん
くっすん

謎解きになれているからこそ、「そういうことか!」となる要素が沢山。

1年くらい謎解きを続けている人にオススメ。

いつもの謎解きとは一味違いましたよ

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【小人とぐうたら制作者】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

参加日時2023年4月3日(月)
参加人数1~6人
価格3,500円
ルーム型

一旦ルーム型という表現は行いましたが、隠されたものを沢山見つけて…みたいな感じではありません。

参加者で貸し切りの「ホール型公演」といったほうがイメージは近いかもしれないです。

今回は6人で参加したんですが、いつもの謎解きとは少し違う要素で頭をたくさん使いましたね!得意不得意がはっきりわかれていたなー(笑

先にも記載しましたが、『謎解きを1年以上やっている人』が参加すると楽しい公演です!

ストーリー(背景)

“寝ている間に仕事が終わっていればいいのにな…”そんなことを、一度は考えたことがありませんか?

あるところに、制作者がおりました。

人当たりはわるくないのですが、とにかくサボり癖がひどいので、一枚謎を作るだけの依頼しかもう残っていません。

ある夜、納期当日の朝に仕上げようと素材をフォルダに入れておきました。いつもぐうたらな人でしたから、なんとかなるだろうと、眠りに落ちます。

そこにやってきたのは…

https://technico-technica.com/events/lazy-creator/

公式ストーリーとしてはここまでで終わっていますので、それ以上のことは触れないようにします。

ただ、フライヤーの情報も合わせると「あるグリム童話」を想像してしまいますよね。

ぐうたら制作者をお助けすることになりそうですが…つまりそれは、○○をするっていうことになるわけで…。

いつもと違う思考を求められる公演ですね!

【小人とぐうたら制作者】の結果

制限時間はオーバーしていますので実質失敗!ただ、最期まで自力でたどり着けたのでパネルは両方持っております(笑

テクテクさんは公演によって「最後まで自分たちで解き切る」機会をあたえてくれるのが有難い。

ホール型などは逆にシビアに制限時間までだったりするので、特性ごとに使い分けられている印象。

最初のステップでめちゃくちゃ時間がっかったけど、途中からはエンジンかかって結構色々と活躍できたんではないでしょうか?

大謎も勿論ですが、途中部分も好きな問題・要素が沢山ありました!

ただ、途中からのスピードを考えると、スタートダッシュさえ成功していれば制限時間以内に終わらせられただろうな…。好きなタイプの公演だからこそ悔しさは残りましたね。

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【小人とぐうたら制作者】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

「設定」とやるべき「要素」の統一感。

ぐうたら制作者に何をしてあげるか…というストーリー部分と、謎解き要素のかけ合わせが抜群。

ストーリーと謎解きが乖離することなく、「何をしないといけないか」が自然と理解できる。

OPやEDの動画もストーリーの理解度をさらに上げてくれるクオリティで相乗効果もあった。

やるべきことが分かっているのに、「すんなり実行できない」というギャップも良い。

ストーリーはシンプルなのにやることは奥深いという、テーマ設定自体がGOODでした。

もう一点は、ステップごとの楽しさ。

一貫したテーマを掲げているのに「考えること」がステップごとで差が出るのが面白い。

ゴールは同じなんですが、そこにたどり着く過程を何回も考える感覚

いろんな条件が絡むため、自然と過程も変わってくるんですよね。

人によってはストレスかもしれませんが、私はその要素がとても楽しかった。

悪かった点、個人的に気になった点

経験者しか楽しみにくい。

「謎解きの経験値」がある程度ないと、楽しさを十分に享受できない公演です。

単純に謎解きの難易度が高い場合は、ひらめきさえあれば初心者でも楽しめるかもしれませんが、この公演は十分に楽しめないかもです。

そもそも謎解きに慣れていない人はひらめきの元となる、引き出しがないかもしれない…。

ネタバレになるため詳しいことは言えませんが、『謎解き経験1年以上』しかお勧めしません。

後は一箇所だけ、毛色の異なるステップが気にかかりました。

飽きさせないためのアクセントをつけるステップだとは思うんですが、個人的には最後まで一貫した方向性でも面白かったのかな?と思います。

エキスパート公演らしく、最後まで「まだ、こんな事させられるんだ」を味わいたかった。

ただ、それだと飽きる方もいるだろうしな…この点はただの好みの問題ですね。

【小人とぐうたら制作者】の総合評価(50点満点評価)

難易度7.0難易度が適切か
世界観7.0世界観にブレがないか、のめりこめるか
斬新度8.0新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか
ワチャ感7.5参加者が盛り上がれるような仕組みの有無
論理度7.5各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無
合計点37/50

今回は合計得点が37点となり、『推し公演』となります。

テクニコテクニカのルーム型公演のなかで個人的には現状一番好きです。

経験値で人を選ぶ公演であることは間違いないですが、刺さる人には刺さる公演。

謎解きに慣れてくると「型」を色々と把握してくるんですが、そこに対しての心地よい変化球

制限時間内にクリアするととある報酬が手に入るので、是非達成してみてください!

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