謎解き初心者のための、謎解き生存戦略~基礎編~
ZONeの謎解きが盛り上がっていたり、専用のテレビ番組が増えてますね!より多くの人が「謎解きに」触れ合う機会がでてきて、にょっきは嬉しいよ。
確かに、最近はテレビの小コーナーなどでも、見えるようになってきたな。”生存戦略”とは大げさな言葉だな!どういう内容なんだ?
前回の脱出ゲームの概要をお伝えしたけど、初心者の人がクリアにより近づくように、明日からできるポイントをまとめてみたよ!
もちろん、結局は『ひらめき』の有無でクリアできるかは変わるんだけど、ちょっとでもクリアのお助けになればと!
では、謎解きでよく出てくる『コツ』を初心者向けに紹介しますね!
オンライン謎解きでも使えるので、お役に立てば幸いです。
「よくある」流れを理解する
さて、まず初めにお届けするのは、脱出ゲームの大きな流れです。
仮に60分脱出として、目安使用時間もふまえて一連の流れを確認しましょう。
時間を節約したい、「小問」
脱出に慣れてくると、よく聞くようになる「小問」という言葉。
最初は何を指しているのかわからないと思います。
脱出が始まると、5~10くらいの問題がいきなり出てくることが多いです。
そして、これらを「小問」と呼ぶことのが一般的ですね。
なぜ小問と呼ばれるか?
それは「思いついたらすぐに解ける」ような問題がいっきに出てくるからですね。
わかりやすく言うと、国語のテストの漢字問題や、算数テストの計算問題という位置づけ。
具体的に言うと、下記のような問題が出てきます。
・クロスワードパズル
・間違い探し
過去の私がそうでしたから!
①『どん詰まりしたらヒントを見る』こと!
②自分がわからない問題はすぐに『他の人に渡す』こと!
そういう時は、あとにまわして先に進んでしまいうのも1つの方法です。
意外とつまる、小問2回目と中問(繰り返し)
小問でキーワードなどを導いたら、次のフェイズに移行します。
開かなかった宝箱が開いたり、新しい問題を運営側から渡されたり。
明らかに、次のステップに移った!と体感できるのでそこは心配ありません。
ここで、初心者の方に重視してほしいのは『次何をするべきか』を理解することです。
・同じような小問がまたたくさんでてきており、それを解くべきなのか?
・どこかのチェックポイントにむかって、情報を手に入れないといけないのか?
色々なパターンが考えられます。
多くの脱出ゲームで「ストーリーシート」が入っているので、全員で内容を確認してください!
特に、中問といわれるタイプの問題が出題されている場合、過去の小問を利用することがおおく、今何解くべきかが明確でないと、情報の海におぼれます。
ですので、以下二点を意識して、落ち着いて取り組みましょう。
・「今何をするべきか(どの問題を解くべきか)」を全員で理解する。
・解けない問題がでてきたら、使える情報がないか、過去の問題を見返す。
(特に自分で解いていない問題などは、目を通すとベター)
そして、どうしても、うまくいかなかったら、ここでも「ヒントを使う」ことをオススメします。
脱出ゲームの醍醐味は次の、「大謎」ですので、ヒントをつかってでもそこまでたどり着く方が楽しいと私は思いますよ。
このフェイズまでを『45分~50分』くらいで、全問解いて先に進みたいところです。
これがとけたらクリア!最後で最大の壁 大謎
中謎も解ければいよいよ大謎が待ち構えています。
ただ、最後の壁ともいえるものですので、本当に簡単には解けません。
しかも、答えだと思えるものにたどり着いても、実は間違い!というパターンも多く見られます。
なので、ここで意識すべきところは、以下の3つです。
脱出ゲームは正しい条件を達成して、初めてクリア扱いになります。例えば、爆弾を解除しても、酸欠になってしまうような状況だとしましょう。
その時に脱出条件が「全員生き残る」ことだったとします。この場合、「爆弾解除」と「空気の調達」の2つを達成する必要があるのです。こういう、条件の確認はひっかけを阻止する重要な要素になります。
【B】変更された状況を確認すること
2つ目は小問や、中問で状況が変わっていないか注意してください。
例えば、ストーリー進行で「門が開いた」となっていたりとしましょう。
その門が開いたことで、太陽の光が届かなくなっているとか、新しいモンスターが出てくる可能性があるとか。色んなパターンがあります。
上記は例ですが、自分たちが中問を解くときに、状況を変えていることが多々あります。
出題者は、それをあえてやっているので、大謎に絡んでくる可能性が非常に高く、見直すと思わぬ気づきがあるかもしれません。
【C】過去の問題を見直す
こちらは中問と同じになりますが、過去につかったギミックや問題を大謎でも再度使うことはよくあります。
最後に詰まっている時は、焦らず手分けして、過去の問題を見返してみると突破口がみつかることはよくあるので、是非やってみてください。
「よくある」ギミックを理解する
さて、脱出ゲームの流れや、ポイントをお伝えしてきましたが、ここではより具体的なポイントを一部ですが見ていきましょう。
字体・色・枠に注意する
これは本当によくみるパターンで、字体や柄で共通性を持たせてくるパターンです。
・関係性がある部分だけ字体を統一させる。
・関係性がある部分の答えの枠を統一させる。
などがよくみるパターンです。
たとえばとある字体のときは、「ローマ字に変換する」という小問があったとしましょう。その字体が再度でてきたら、それもローマ字に変換することで、謎がとけるという仕組みですね。
字体だとまだわかりやすいんですが、『回答枠』や『シートの色』など様々な共通項のパターンがあります。
そういった様々なところで「関連性を示してくる」、頭に入れておいてください!
不可思議な線は折ることを疑う
脱出ゲームではいろいろな用紙が出てきますが、その中で線が引かれている用紙にであうことがあります。
これが出てきたときは、「いつか折るんだろうな」と思っておいてください。
小問を解いた時に「アオセンヤマオリ」などの指示が出てきたりするので、そのときに青線ってなに?となると時間が少し勿体ないです。
中には小問の用紙の裏に線が引かれていたりする時もあるので、紙が出てきたら両面見ることを癖づけるといいと思います!
文字と記号を変換してみる
こちらは小問でよく出てくるギミックですが、漢字・ひらがな・英語あたりを変換させることがよくあります。
例えば、サ+イ+ヒ=?という問題があったとしましょう。
サイヒだと意味が分かりませんが、これを漢字と読み替えると「花」という漢字になります。
これは凄く基本的な例題でしたが、ローマ字に置き換えたり、あえて漢字にならないかを検討してみたり言語を変換してみてください。
意外と基本的な動作なんですが、変換できずに詰まったりすること、私でもあります…。
そして、頭で考えるよりメモにすることをオススメします!
可視化することで、他のメンバーがそのメモをもとに何かに気づいたりする時がありますよ。
過去のギミックを再利用する
最近の脱出ゲームは電子ギミックを使うことも増えてきました。オンライン謎解きとかもそういう傾向が強くなってきています。
こういう電子ギミックだけにとどまらず、脱出では過去のギミックを再利用することが非常に多いです。
例えば、5回画面を連打することで、何かを壊すギミックがあったとしましょう。
それを再度、「迷路の場面」で使うことにより壁が壊れて、迷路のルートが変わる。などです。
正直、この再利用の方法は無限のパターンがあります。
が、脱出突破の最重要ポイントであるとも思っています。
問題につまった時は、過去の問題でつかった仕掛け(ギミック)がもう一度つかえないか、是非チェックしてみてください。
脱出ゲームは失敗すると死んでしまう設定が多いですよね。
ぜひ、この生存戦略を利用して、クリアする喜びを味わっていただきたいです!
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