【体験談】劇的ナゾ眼鏡「八浪からの脱出」で肺になった(ネタバレなし)

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脱出 感想

今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。

本記事は脱出歴6年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。

ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。

<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。

にょっき
くっすん

今回はオンライン公演のご紹介。

劇的ナゾ眼鏡さんの新作が出たため、参加してきました。

自宅がどのように改造されているか、今回も必見。

フォコン
フォコン

前回のオンライン公演が2021年の夏ごろだったので、約半年ぶりか。

その間も確か大阪の最宴祭などで参加していたよな?

にょっき
くっすん

そうだね。オンライン公演としては久しぶりかな。

前回は4人で失敗したので、今回は最大の5人集めて参加しました。

今回のテーマは「受験」。しかも、臓器として参加します。

にょっき
くっすん

わいわいオンラインで探索を楽しむタイプの公演。

掛け合いの楽しさや、小ネタの多さは健在で顕在。

友達とワイワイ参加するのに最適な公演です。

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【八浪からの脱出】の概要・ストーリー(背景)

概要(値段・人数・型など)

  • 参加日時:2022年3月13日(日) 
  • 参加人数:1人~5人
  • 価格:2,000円~
  • オンライン型

過去作と同じく、ZOOMとLINEは必須。公演中は画面越しの探索が必要となります。

最初に何の端末でZOOMに接続しているかも確認いただけますが、スマホだと探索がかなり厳しいと思うため、タブレット以上での画面サイズがお勧めです。

また、問題などの進行は基本LINEで行われるため、ZOOMとラインは違う画面で見れないと進行しづらいので「2端末」は準備しましょう。

今作も様々なところに小ネタが隠されておりますので、是非大画面で遊び心を味わってください。

なお、3種類のチケットが発売されておりますので、ご自身の参加スタイルに合わせた形で選択可能。オンラインのため、場所関係なくお友達参加するとかが楽しいかなと思います。

ストーリー(背景)

今年もこの季節がやってきた。

悩み、苦しみ、時に挫折しながら準備をしてきた若者たちが、互いの力をぶつけあう場所。
そうそれが…『大学受験』!

多くの人にとって一生に一度の分岐点なはずの大学受験。
そんな大学受験のベテランがここにいた。

咲倉血流僧(さくらちるぞう)。

彼はこれまで通算7度の受験戦争に挑み、その全てに敗れてきた。
なぜそこまでして挑むのか?もはや彼にもわからなくなりながら、ただただ惰性で8度目の戦いが始まろうとしている。

そんな中、血流僧の体内には異変が起こっていた。
彼の脳が、これまでの受験失敗を辛くないと感じ始めていることに気づいたのである。
嫌な予感がした彼の脳は、身体の首脳陣を緊急招集!
脳神経を繋ぎ、まさに文字通り!脳内会議を開いた。

迫る試験本番!

知らず知らずに溜まったストレスは、血流僧の身体を破壊し始めていた!!
止まらない暴食!謎の動悸息切れ!すすむ認識のすりかえ!!
このままいけば、受かってもないのに大学に通い始める日も遠くない!?

自身の身体を守るため!身体の中から脳を鍛え上げ、血流僧を大学合格に導き、八浪を脱出せよ!!

臓器たちの受験戦争が幕を開ける。

あらすじからもお察しいただけると思いますが、ギャグ寄りのお話となります。

端的にまとめてしまうと、「7回受験失敗している主人公の8回目の受験を手伝いましょう!」というお話。7回やっても諦めない主人公はえらいです。

しかし外から補佐するのではなく、参加者は内側からの補佐。それぞれが主人公の臓器となって受験トラブルに備えることになります。

【八浪からの脱出】結果

思わぬところで詰まったりしましたが、無事に脱出成功しております。最後ちょっとヒントもらったりしましたけれど、その辺も含めてワイワイできる公演。

自宅が公演ごとにガラッと改造されるんですが、今回の公演も色んな小道具が沢山。探索も結構ちゃんとやらないと、見落としてしまうものが出てくるかも…。

今回は役割分担を意識して、探索1名に対して、情報処理1名・ナゾ解明3名をデフォルトに参加しましたが、その辺りの配分でやりやすかったですね。探索がばらけてしまうと、どこを調査したか分かりにくくなりますし。

我々は全員が臓器となって参加するんですが、今回の記念撮影はズームの壁紙を変更して行いました(笑)

こういうこちらの遊び心も組んで頂けるイベントになっていますので、合わせて写真も掲載いたします。

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【八浪からの脱出】の感想・総合評価

良かった点、個人的に気に入った点

「大謎への導線が丁寧」。情報量は相変わらず多いですが、大謎までの要素が色々と散りばめられていたと思います。ただ、基本重要な要素はLINEでくるため、最初の方に出た情報などをさかのぼるのは少し大変かも。

LINEに入力するポイントがいくつもありますが、「誰が入力するか(例:問題を解いた人が入れる等)」は決めておくと整理もしやすいです。同じキーワードを2回入力すると、同じ画像が増えてしまうので。

私はLINEにでたストーリーや、重要そうだなと思えるポイントはスクショでエクセル等に張り付けていき整理をしやすくしたのでお勧めです。

2点目は小ネタが良かった。元ネタを知っていないと気づかない要素だと思うんですが、色んな所でオマージュがあって、雑学好きな人には刺さる要素が多いと思います。

ネタバレに繋がるため書けないんですが、後半の要素でめちゃくちゃ好きな要素がありましたね。しかもオマージュでちゃんとオチがあるという。是非参加される方は見つけてください!

悪かった点、個人的に気になった点

小問の難易度過去作と比べて少し高めだったと思います。自分1人だったら絶対解けなかっただろうなと思える問題がいくつかありました。

理不尽というより、ひねった問題が多い。答えを聞けばなるほど!と思えるレベルですので中級者以上の方は問題ないかと。

個人的には小問を仲間が突破してくれるのも楽しいので、小謎の難しさも、マイナス要素には思っていないんですが、謎解き初心者の方だと「どうやって解くんだ?」みたいなことになるかもしれません。

難易度調整可能な公演となっているため、まだ謎解きにになれていない方は、イベント開始時にその旨を伝えると寄り添ってくれると思います。

後は不満点ではないんですが、今回も公演を進めるので忙しかったため、ツッコミたい/ボケたいポイントがかなり我慢しました!お遊びタイムが欲しいです(笑)

【八浪からの脱出】の総合評価(50点満点評価)

難易度 : 7/10  (難易度が適切か)
世界観 : 6/10  (世界観にブレがないか。のめりこめるか)
斬新度 : 6/10  (新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか)
ワチャ感: 8/10  (参加者が盛り上がれるような仕組みの有無)
論理度 : 7/10  (各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無)
評価点 : 34/50

今回は合計得点が32点となり、『オススメ公演』となります。

「オンライン」ながらも探索ができる、みんなでワイワイ楽しむタイプの公演。

作者の為房さんが全ての進行を一人で行っているため、運営の安定感は相変わらず抜群でした。

こちらの細かいボケも拾って頂けるし、無言で真剣に取り組むより、ワイワイ情報共有しながら楽しむほうがお勧め。(もちろん他の人の邪魔にはならないように!)

公演で様々な小道具が使われていますし改造もされているので、再演は難し印象。5月頭まで公演が延長されており、4月以降はチケットも空きがあるようですので、興味がある方は是非公式ページをご確認ください。

2022年3月時点での空き情報は下記Twitterをご確認ください。

 

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