今日も、ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は脱出歴7年の筆者が、実際に参加した謎解き公演の【感想記事】となっております。
ネタバレは極力控えていますが、ほんの少しでも情報を入手したくない方はブラウザバックを推奨いたします。
<こんな方にオススメ>
・謎解き関連のエンターテイメントをお探しの方
・作成団体の雰囲気や傾向を知りたい方。
・脱出ゲームや謎解きの参加は「雰囲気」で決めたい方。
是非、最後までお付き合いいただけると幸いです。
5月13日~14日に開催されていた大阪再演祭3にて、
NAZONEさんのルーム型公演に参加してきました。
ルーム型といいつつも、今回は特殊な公演!
部屋に入ると大量のロッカーが待ち構えていました。
大量のロッカー!?
それを使った公演ということか?
ロッカーの写真はOKだったのでそこまではネタバレではないでしょう。
タイトル通り「アケタリトジタリ」して謎解きを行います。
しかし、もちろんそれだけではなく…。
15分の謎解きの中に「そういうことか!」が詰まっている。
フェスにはぴったりの盛り上がるタイプの公演。
システムがとても面白かったです。
【◁アケタリ▷ ▷トジタリ◁】の概要・ストーリー(背景)
概要(値段・人数・型など)
参加日時 | 2023年5月14日(日曜) |
参加人数 | 1~3人 |
価格 | 1,500円 |
型 | ルーム型 |
この公演は何よりも雰囲気を見て頂くのが一番分かりやすいと思います。
写真の通り本当に部屋の中にロッカーがあり、それを使って謎解きを行います。
どのように使用するかは参加してのお楽しみ。『動き回る公演』ですので、動きにくい服装は避けたほうがベターです。
3人1チームで制限時間15分のショート公演なんですが、十分に楽しめます。
『ヒラメキ』重視の公演のため、万人にオススメできます。
ストーリー(背景)
いつの間にか見知らぬ部屋にトジ込められてしまったあなた
目の前には大量のロッカー、そして司会と思われる人物が1人
突然、彼が口をアケて話し始める
「『◁アケタリ▷ ▷トジタリ◁』へようこそ
この部屋の扉をアケる条件はたった一つ
それは、全ての謎を解き明かし目の前の箱をアケること──」
制限時間は15分
脱出の鍵は大量のロッカー
さぁ、奇妙なゲームの幕アケだ
目の前の箱を開ければクリアというやるべきことはシンプルな公演。
そのためには色々な謎を解かないといけないのですが、そこにロッカーが絡んできます。
アケタリトジタリの意味するものとは…。
【◁アケタリ▷ ▷トジタリ◁】の結果
成功という栄冠まで、右手指先がかかっていましたが、最後のヒラメキが足りず制限時間はオーバー。とても悔しいながらも失敗!
成功するべき要素は出そろっていたのにうまくつなぎ合わせることができなかったなぁ…。
15分という制限時間は短いんですが、絶妙な塩梅でした。
悔しさは残るものの解説を聞いてスッキリ!
謎解きの面白さがコンパクトにつまっている公演だと思います。
【◁アケタリ▷ ▷トジタリ◁】の感想・総合評価
良かった点、個人的に気に入った点
謎を答える面白さ。
謎解きに慣れてくると各小問って通過点になりがちですが、本作品は真逆でした。
1問1問の問題に対して「答えることが面白い」といえる設計。
謎を解くこと自体も勿論面白いんですが、答えることが面白いのはなかなかない体験。
謎解きって「答える」までが、一連の流れだなと改めて気づかせてもらいました。
もう一点は、本公演の重要ポイント。
ネタバレになるため記録できないんですが、最後まで一貫して言葉遊びが上手だなと感心しました。
本編とは関係ないかもですが、最後の一言が個人的には大好き。
見事に伏線回収されたというか、「座布団一枚!」と言いたくなる内容。
システム的にやることも明確なため、参加者の遊び心をくすぐる良設計だったと思います。
悪かった点、個人的に気になった点
誰と参加するかの影響は受けやすそう。
悪い点というよりも、制限時間が短いこともあり積極的なコミュニケーションが必要です。
一人で突っ走るような人がいたら、少し困ってしまうことになるかも…。
後は、「スタッフ側も一緒に楽しそうにやってくれるか」で満足度が変わりそうな印象。
参加者全員で「あーでもないこーでもない!」とバタバタしながら、謎を解くタイプのため、謎解き経験値関係なく、一緒に楽しんでくれる人とのプレイがオススメ。
小学生でも高学年だったら楽しめる公演だと思います。
【◁アケタリ▷ ▷トジタリ◁】の総合評価(50点満点評価)
難易度 | 難易度が適切か | |
世界観 | 世界観にブレがないか、のめりこめるか | |
斬新度 | 新しい仕掛け、取り組み、謎が多いか | |
ワチャ感 | 参加者が盛り上がれるような仕組みの有無 | |
論理度 | 各小問や、大謎に不整合がないか。適切な誘導の有無 | |
合計点 | 38/50 |
今回は合計得点が38点となり、『推し公演』となります。
15分の中で「ヒラメキ」がギュッと詰まっている公演です。
短い中でも大謎もしっかり存在しているし、バランスもよい。
1問1問もいろいろ面白い要素があり、みんなでワイワイ解くことが可能。
率直に多くの人に可能なら触れてほしい公演ですし、初心者の方でも楽しみやすい!
もう少し長く30分くらいやりたい気持ちもありつつも、この時間だからこそダレることなく楽しめたんだろうなー。
システム的には第二弾も作れそうなので、そこも期待したいところです!!
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